「鳥 短編+-」を含む小説

小さな探偵事務所であくせく働く小林堂前《こばやしどうぜん》は、労力の割に儲けにならない心霊案件にあまり興味がない。 しかしそんな中でも時折やってくる依頼に対して、陰キャでコミュ…

コロッケ作成中に死んだ男は異世界に転生。異なる世界で再びコロッケを求める。

　殺死杉刑事は殺人鬼を法廷を通さずに処刑することで残された遺族と自分の恨みを晴らしつつ自身の殺人欲求も満たす一石二鳥のお得刑事である。 　そんな彼の次なる相手は出版を狙ってカク…

毎月一短編　二月 どれだけ広くても、閉じ込められている。 「海」と「夜」という、なんとなく思いついた世界から、話を広げました。

空をとぶもの＝鳥だと信じていた、幼き少女の微笑ましいお話。 目線が下に向いている時間の長い私たちですが、たまには電子画面ではなくて「自然」を鑑賞するのもオススメですよ。 そう言い…

　鳥の嘴。 　その長い嘴で突っつきたいのか、掴みたいのか。 　そもそも何を突っつきたいのか、掴みたいのか。 　乾いた唇をそっと人差し指でなぞる。 　リップクリームを空に投げ…

トリを拾った。 茹だるような日差降り注ぐ、夏休みの一ページ。 アパートの敷地の一歩先、アスファルトの道路端で…………。 「アンッーアアッンーアーン……」 圧倒的に変な鳥が…

長い戦争が続いた二つの国。終戦後軍縮に伴い多くの退役した飛行機乗りが”運び鳥”と呼ばれる運び屋に転職することとなる。 そんな”運び鳥”に育てられた若き”運び鳥”トールと彼の家に居…

新型ウィルスのパンデミックにより人々は行動自粛を余儀なくされていた。 症状はなんと「ゾンビ化」「武術の達人化」！ 本能の赴くまま戦いを繰り広げるゾンビたちの戦いを見よ。

一話完結です

　最高に推せる鳥とは？ 　いろいろな鳥がいる。なんとかペンギンかヒヨコにまでしぼりこんだ。 　しかし、その後が決まらない。 　人生最大の難題だと言っても過言ではない。 　仕方ない…

死を告げる鳥と恐れられる黒い鳥と、ひとりぼっちの灰色の小鳥の話。 即興小説リメイク作品（お題：愛と死の鳥 制限時間：15分） リメイク前初出　2020/03/21 この作品は（…

殺死杉刑事は殺人鬼を法廷を通さずに処刑することで残された遺族と自分の恨みを晴らしつつ自身の殺人欲求も満たす一石二鳥のお得刑事である。 本作はそんな殺戮刑事、殺死杉謙信の一日に密…

　母にとっての私は、まさに奴隷のような存在だった。あらゆることを禁止され、ただ命令をこなし、なにも考えることなく毎日を過ごす。異世界の奴隷すら、まだマシだと思えるぐらいに。 　…

永遠にマグロを獲る漁船や宝を捨てにいく海賊船に出会い、陰気な小人の洞窟や星の凪ぐ森に迷い、隠者の塔や鬼の住み処を訪ね……ぼくは探しつづけた。家の壁も、人の言葉も、月の光も、静かに…

ある夜の夢が忘れられずに書いた物語。 女だからではなくて。 男だからではなくて。 あなた、だから。 全ての人が、自分の｢好き｣を大切にできる世界でありますように。

【短編】 現代のある商店街に蘇った天照大御神の神話。こんな話があってもいいんでないかな物語。 【登場人物】 アマテラ（天照大御神：あまてらす・おおみかみ）……　ゲイバー『天の…

遠く鳴る波の音に、鳥の鳴き声が混じり 水平線には、島が邪魔をする 寝ぼけていては何も見えない 目のまえの人すらも

江ノ島で命を落としたトマリギとトリコが異世界転生して魔王が勝手に死ぬまでの短編になります。