「部署」を含む小説

　魔術絡みの犯罪に対応するために結成された部署。そこに配属された警察官達が、トラウマや悩みを抱え、傷付きながらも事件にあたる。

偶然当たった水族館のチケット。 誘いたい相手は同じ部署のセンパイで… ほんのり甘酸っぱいオフィスラブです。 短編連載となりました。 「傘海月」はレミオロメンの同名曲からきていま…

　第二次大戦終戦のから数年の月日が流れた。高度経済成長期への入り口に立ち、復興に歩みを進める日本。もはや戦後ではないという言葉が囁かれる中、その裏側ではいまだに戦火の残り火がくす…

■僕の名前は土方明憲《ひじかたあきのり》。年齢は40歳で独身。職業は交通課の事務。 趣味は特になし。以上。 僕が語れることはこれくらい。毎日同じ時間に仕事に行き、同じ時間に仕事を…

大陸を三分する大国家の一つ、帝国にある魔法ギルド所属のギルバートは、帝国魔法大学を優秀な成績で卒業した秀才だった。 ただ、彼の魔法発動には大きな問題があり、左遷部署と言われている…

【「カクヨムWeb小説短編賞2020」中間選考通過作品】 　クリスマスの夜、一人職場に残り、働いていた主人公。そこに、別の部署の女性が訪れる。彼女が来た理由は……。 （カクヨム…

　西暦３３２４年の初秋、地球の青年ユウキ・ロックフォードは辺境星域の首都の異名を持つ惑星ユリシーズにある未開発惑星開拓局に入社する。お荷物部署と揶揄される開拓史編纂課に配属となっ…

時は江戸時代――『妖怪』という存在が世に闊歩していた時の話。 世は人に仇なす外道妖怪による被害が横行していた。 それを重く見た徳川家は、徳川家の隠密集団である「公儀御庭番」の…

同じ部署で働く波多野のことが好きな花緒だが、波多野に彼女がいるとわかっているのでちゃんと一線を引いている。彼女になれなくても波多野の近くで楽しくできたらいい。そんな恵まれた日常が…

俺が、「１０倍の賃金が貰える」と言われて署名した書類は、部署移動を承認する書類ではなく、退社後に『鹿翁館』での雇用を目的とした、招待をしてもらう為の依頼書だった。 『鹿翁館』の主…

「異端狩り」という事件が起きた おかしな風貌、変わった人が残酷な形で惨殺される。 警視庁捜査一課の刑事は毎回それを確認し、とある部署に回していた。 警視庁捜査「遠《えん》」課、…

柳内警備保障の新設部署には、訳ありの社員が配置されて来る。テロリストに育てられた元誘拐された子、美人過ぎる男、童顔の青年、オッチョコチョイ。社内の問題を解決する彼らは、自分の問題…

リストラされかけている並木。絶望の淵で見たわずかな光。 並木雅実(二七)は、国内二位の菓子メーカー東京製菓の研究開発室に勤務して、味や香りの研究をしている。五月の休日明け、並木は…

「地元の役場さ戻ってこい」 家族の反対を押し切ってまで就職した市役所で待っていたのは、孤独と過酷な業務の連続だった。 「こんなはずじゃなかった」 もう、辞めようか。 そんな…

「俺」は入社直後のやらかしで、屋上のプレハブ小屋に異動させられた。 そこで待っていたのは小汚いオッサンだった。オッサンとふたりきりの部署は特に何をするわけでもない。ただひとつ、社…

江戸時代の公安か内閣調査室の様な位置付けの部署のお役人、伊達貴時は眉目秀麗ながらも剣の達人。 「侍ってえのは、刀抜いた瞬間から命のやり取りが始まるんだ。 全力で掛かって来た奴に…

「いらっしゃいませ、を言いたくて」の続編（未読でも問題なし） 寺岡道子は交通事故で夢だったホテルコンシェルジェの道をあきらめて、普通の事務員になることを決めた。 就職先は県内トッ…

　第二回の異貌賞のテーマを聴いた時に、真っ先に思い付いた人を紹介します。 　一田和樹様の自主企画『第二回無貌賞　「異な人」千文字以内』への参加作品です。 　よろしくお願いします。

上司のBLを応援する主人公×主人公に想いを寄せ外堀を埋めていく上司のすれ違いラブコメディー。 シエナ・フェレメレンは幼い頃に前世の記憶を思い出す。彼女は前世で仲の良かった友だち…

（case.1）〈次はオマエだ〉 公園、交差点、裏路地、駐車場……。 あらゆる場所で起こる殺人に、謎のメッセージが残されている。 連続殺人なのか。何を伝えたいのか。 動機究明専…