「此」を含む小説

ある日、スライムのスラと一緒に住んでいたディードは、突然魔物軍の襲撃にあう。 更に以前から追われていた連中も現れ、敗走を余儀なくされる。なんとか撒き途方にくれていると1匹の小悪魔…

そらを翔る者たち、うみを渡る者たち、りくを守る者たち。 彷徨い辿り着いた者との巡り会いと、 襲いかかる敵対する者たちとの戦いの果てに･･････

貧乏三流探偵ロウレニスに舞い込んだ一件の依頼。 『一人の少女』の捜索を引き受けた事で、ロウレニスの運命はここから始まる。 act.1の前日譚、開幕

ぼっち気味の女子大生・秋月ゆみえは、過去に土葬した猫の死体が何者かに掘り返されていることを知る。 腐乱し、白骨化しているであろうそんなものを、誰が何のために？ お盆を控え彼岸…

最狂戦士であった俺は26歳の若さで引退した。闘うことを辞めたいと言う理由で決断に至った。元最狂戦士の俺が村にこっそりと暮らしていく内にその村の村長となっていた。だが二年後のある日…

昼休み、最後の焼きそばパン、仲良し3人組。条件は揃った、此度もクレイジーな決闘の始まりだ。

王国暦380。 人界一の国家、王国を象徴する聖剣が何者かによって盗難の憂き目にあう。 選ばれし者にしか引き抜けない筈の聖剣、その盗難とは無法者が剣に選ばれたことを指し示していた。…

或るアパートの一室。情交の末に捻れた男と出会った刑事・真田は、男が握りしめている奇怪な果実を発見する。事件と何らかの関係があると思った真田は、友人で生物学者の松永響子に、奇怪な実…

別離は等しく訪れる。 ただ、今一度あなたに会いたい。 私は彼岸にて、貴方は此岸にて。 あるいは、私は此岸にて、貴方は彼岸にて。 ━━━━━━━━━━━━━ twitter短…

激しき情念は鬼と為り、神と為る。 其は自覚無き故に呪には非ず、生きたる者の業たれば霊に非ず。 業念が巻き起こす、奇なる現象を《生魑-いきすだま-》と表す。 ここに綴りますはそう…

――原初にして、初まりである。 それは、苦労と挫折……。 表舞台があると共に、其処には必ず裏からなる挫折と涙の道があった……。 だが、今を実現させたのは、紛れもない彼らの足場造…

俺勇者、３９歳になったばかりだ。……と言っても、すでに３ヶ月経過しているけどな。 ある事を切っ掛けに勇者である俺は、クリーク、イルマ、ソルシエ、ダレンと言う４人の新米冒険者の面倒…

バルバロ様の自主企画【試験的】TRPG「風」ストーリー制作場【あくまで風だよ】参加作品 企画は此方【https://kakuyomu.jp/user_events/117735…

魔王が復活して、魔物が溢れて混沌と化した世界。勇者でも無いジークはもういない初恋の人の為に、大剣使いの女性ミリーと共に妥当魔王を掲げて旅をしていた。 ★ちょっと口の悪い二人です…

はい、kalmenです。 今から皆さんと、心の中でお話しましょう。 興味が無ければ非常に残念ですが、お先に進んでくれて構いません。 貴方は、趣味や娯楽はありますか？ …

速さを重視する人種に生まれた、かつて速かった少年と、速くなった少女は、互いに苦悩しながら生きていた。 其の苦悩はいつしか大きなうねりとなり、多くの人を巻き込んで一族を変えてい…

生憎、俺には恋人がいるんだよ❢❢ 何で俺がそんなﾌﾞｽ襲わなきゃなんないわけ? こっちから願い下げだ❢❢ 根も葉もない嘘で 嫌がらせと暴力をを受けている 〈柏木遥人〉 …

忘れたものを探すための、試練の岸辺。 そこへ此岸の人間を運び続ける守り人の物語。

幸せな春なんてなかった。何時だって死地を駆け抜け、俺達は背を預け合っていた。それでも、それでも此の春は屹度決定的な春になる。一つ見誤れば済し崩しに誰一人残れないような、今まで有っ…