「おとぎ話（？）」を含む小説

　故郷を出て、修行と遍歴の旅を続ける少年剣士は、とある町で盗賊団退治のために変装、というか女装することなったのですが……。 　かなり昔に書いて自ブログほかに掲載している、ちょっ…

　島国バルドラの第二王子ジェラルドは、〈妖精王〉の予言によって生まれながらに次期国王と定められていた。だが、本来の王位継承順を無視した彼の立場はかねて城内での分裂の種となっており…

主人公マリーは森を歩いていると、一頭のユニコーンと出会う。おとぎ話に出てくるユニコーンの背中に乗って連れられた先に、一人の男性と出会う。その男性には悩みがあって……。 綺麗な世…

それはとあるおとぎ話のような物語。悪役令嬢は王子様と結ばれるための悪事を働き、失敗に終わり平民出身のマリアと王子は結ばれ、悪役令嬢のミランダは、国外追放どころか恐ろしい計画を企ん…

暗い森の中を、一人の狩人が足を引きずりながら歩いていた。 その全身は、魔物から受けた傷だらけだった。 彼は、自らの命を救うため、伝承に謳われる森の魔女の助けを求めた。 だが、彼…

学級委員長の石渡葵は、真面目過ぎる自分にコンプレックスを抱えていた。 ある日、クラスで断トツのイケメン、小倉大空に日直をサボったことを注意すると、女子達からコソコソと悪口を言わ…

　ある日、遊び道具を探しに納屋を訪れたぼくは、布をかけられた不思議な鏡を見つける。 ぼくが鏡面に触れた途端、眩い光を放つ。 するすると招かれるように全身を吸い込まれ、瞬きの間に高…

神話上の生き物と魔法に満ちたファンタジーのおとぎ話の惑星での冒険物語。 魔法の国で大冒険家になることを夢見る少年、エンド・トレド。 彼は田舎の普通の村人でした。 彼は冒険者学校に…

『纏った人に魔力が宿る着物がある』 そんなおとぎ話みたいな本当かもしれない話

遠き異世界、ミネルヴァ大陸の歴史に忽然と現れた偉大なる術者の一族。 その力は自然の摂理をも凌駕するほどに強力で、世界の安定と均衡を保つため、決して邪心を持つ人間に授けてはならない…

昔々ではないいつか、あるところに、おしゃべりな御曹司とオヒゲの生えた秘書がいました。 というか「地の文無しでお話は書けるのか？」と試したくなって書くことにしたお話。 おとぎ話と…

『また星が消えてしまった』 これは星が消える前の　おとぎ話になってしまうくらい昔の話

足の不自由な16歳の少女は、実は裕星の過去の命の恩人だった？ 海で遭難した裕星を助け、裕星に会える日を夢見ていた少女は、アンデルセンの物語『人魚姫』に自分の運命を準えていた。 …

――むかしむかし、トキノワ国という国がありました。 そんなおとぎ話とペンダントを残してママは消えてしまった。 それから5年。12歳になった花宮ひいろは、ママの手がかりを探して時…

クロノヒョウさんの自主企画、第44回「2000文字以内でお題に挑戦！」のための書き下ろし。 お題は「記憶を失くした雷」です。 おとぎ話でもない。「雷」という人の名前でもない。比喩…

元はお題「狸」から

現代は魔法や魔術の類はおとぎ話やファンタジーのものとされるのがふつうとなっている。でも、とある地下街の片隅にある魔導具店では今でもあの世界のものを売っている。噂によると若い女主人…