「あほなやつ」を含む小説

茨城から東京の大学へ進学している綾（アヤ）は、日常生活で標準語を使っている。かわいくない方言を使わないようにしていたが、ある日大学で同じゼミ生の亮（リョウ）とぶつかってしまい、思…

　あのね、おやつのぷりんをね、たべようとね、おもったの。 　でもね、れーぞーこにね、なかったの。 　あたちね、しってる、はんにんは、このなかにいる！ 　――開始三行で真相究明、…

「いろいろな港があるね。次はどこにいこうか」三人の若者が夜の、自分たちだけのスペースを求め旅する物語。

　初夏の田舎町。男子校に通う幼馴染の少年二人に宛て、一通の手紙が届いた。 　その差出人は、世界から消されたという友人だった。覚えのない「三人目」の存在について、性格の違う二人はそ…

機械文明が衰退し魔法文明の時代が到来したころ、主人公のリゼと妹シャイナは旅をしていた。目的は王都に向かうため。けれど王都に向かう街々で彼らは常に差別を受けていた。それは彼らが世界…

　二ヶ領用水の、桜の木の下。 　彼女はいつも、かにぱんを食べていた。 　パンを小さくちぎっては、パンくずを川面に落とす。鯉が群がって、彼女の落としたパンくずを食べていた。 　鯉に…

※この物語はフィクションです。実在する人物・事件・場所・団体名などとは関係ありません。また、反社会的・反道徳的な表現などを含みますが、そういったものを助長・教唆するものではあり…

時は２１００年頃。世界には、魔術師や異能者、特殊な能力者、憑き物といった聞くだけでも普通ではない者たちで溢れていた。 俺、火蔵陽陰は勉学が苦手で、喧嘩を売られやすい所謂、問題児と…

完結させた拙著作品のキャラクターたちの登場する短編集です。 いろいろありまして、のちほどタイトルとキャッチコピー等については追記変更をする予定です。 登場人物・作品は下記に追記…

大富豪の邸宅に招かれた十人の客。ところが主人は焼死体となって発見される。 残されたメモに書かれたのは、『犯人はヤス』という五文字。 このダイイングメッセージから犯人は容易に見…

これが、純愛ってやつなのかな… （遠い目）

改めて考えてみれば、私は別に謎を解くのも好きではないし、「読者への挑戦」も一読すればそのまま次のページを開くし、人が死ぬのも誰かが傷付くのも他人の悲しい過去もそれほど好きではない…

昔ピクシブに投稿したやつの焼き回し

　主人公は何者かに殺害されその短いその生涯に幕を閉じた。 あれ？でもこれ、生まれ変わった⁉ 異世界転生ってやつぅ⁉ ………でもここ、荒廃した地球？ 　という作品を書き…たいです。

サトリについて考えちゃいけない。迫ってくるレモンの目のことも。頭のなかでヤギさんゆうびんをエンドレスで歌いながら夜の街をゆく『私』あるいは『僕』あるいは単なる表面の物語。

平凡な高校生カイはふと気づくと十二人の美少女たちとともに異界の広場にいた。しかしカイだけは「手違いだった」と殺されてしまう――のだが、ドラゴンに転生し！？　竜賊となったカイの、圧…

　底辺冒険者ジェスは、可憐な子爵令嬢マリアに恋をした。彼女は華やかな貴族の一人娘で、金も力も持たないジェスにとっては住む世界が違う存在で、近づくことは許されない。やがて彼女に婚約…

東城明人：四葉学園２年 　　　　　生徒会庶務 　　　　　高校入学を機に一人暮らしを始め料理の腕を上げている。 　　　　　２年になった時、家庭の事情により妹と二人で暮らしを始めた。…

アイデア先行なので、何も決まってません。 大学の准教授と学部生が異世界に紛れ込んで、なんやかんやです。アレみたいなやつ。

「やあ。今回はね、君との思い出をちょっと書きまとめたのをもってきたんだ。ラブレターってやつ。かなり恥ずかしいけど、喜んでもらえるかな？それとも迷惑かな？よかったら受け取ってもらえ…