「見るだけだ」を含む小説

天野蒼空様主催、第13回空色杯応募作品。 お題「立夏」×「カナリーイエロー」、500文字以上の部の作品です。 　＊　＊　＊ 手折られてしまった花は今は見る影もない姿になってし…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト　【短歌の部】二十首連作部門　応募作品 高校最後の春、新しい教室で初めて出会った 夢を追いかける"君"と想いを告げることのできない"私…

小山悟は、親友の倉田カオルを交通事故で亡くしてしまう。小山はうつ状態になり、なかなか前を向けないでいた。だが、なし崩し的に始まった宇宙に衛星を打ち上げるプロジェクトは、彼の心を徐…

高校2年生の藤間千颯は長年片思いしていた木崎愛未と交際を始めたが、「蛙化現象」が原因で別れ話を切り出された。 傷心する千颯の前に現れたのは、はんなり京都弁で喋る転校生の相良雅。…

※この小説内の台詞は文語を主体としています。いわば「阿漕の浦・古語版」です。この方が雰囲気が出るし、往時をより偲べると思いましたもので。現代語版はのちほどまた掲載するかも知れませ…

去る者が増え続け、モチベーションを低下させる国に、明るい展望は見出せるのか。

泊まると奇妙な夢を見る宿に宿泊する主人公の私。悪夢が展開していく……！

　都内のメーカーに勤務する蒼草秀長が、台風が接近する悪天候の中、お客様のいる北海道に出張することになった。 　移動中の飛行機において、日頃の疲れから睡魔に襲われ爆睡し、次に気がつ…

天才である天野陽太は、世界がつまらなく感じていた。 そんな彼が、光を見るきっかけのお話。

普通のトンネルなら、いつか抜け出せます。でも、抜け出せないトンネルもあります。 無限に続くトンネルがあるのです。いつになったら抜けられるのか？ 出口の方を見ると『絶望』と見えます。

「先輩、セクハラは辞めてください。確かに私は魔女っぽいことをしたいとは言いましたけど、パンツを見るなァァァ!!!」 「ふへ、幼女が黒パンツ履いてるのも興奮するな…。次は紐の奴かレ…

主人公である夢咲　歩武（ゆめさき　あゆむ）は物心がつくときにはすでに見ていたとある夢がある。 その夢はこの世界とは別の世界いわゆる異世界で仲間とともに冒険をする夢だった。 その世…

【三題噺 #63】「朝」「視線」「影」参加作品。 最初は朝も視線も影も強めに煮出せてたのに、アメリカンな薄さになっててかすかな悲しみがあった。 ※現実の特定の人物を基にした話で…

鍛冶屋ともえは今年WRCの２クラスに参戦することになった。T社が開発したWRC2仕様のマシンを駆って世界を転戦するのである。久しぶりの女性ドライバーの参戦である。数々の苦難が待ち…

ぼくはグリーン１５歳。父が亡くなり叔父に長年住んでいた村を追い出された。隣町の教会に行く事にした。昔父が、困ったときに助けてもらったと聞いていたからだ。夜、教会の中に勝手に入り長…

　平凡な毎日を送る大学生、呀嗟広斗は学園祭当日に待ち合わせている友人たちと合流しに大学へ向かっていた。しかし、大学に着くと目の前には異形な怪物たちが次々に人を殺しまわっていた。 …

　気づいたら真っ白な空間に立っていた。神を名乗るやつに話を聞くと、 「今から異世界転移」 「目標は勇者とハーレムメンバーの爆殺」 「死んだら精神そのままで最初から。」 「これを1…

この物語の主人公 “黒野薊” は、全ての人達の記憶から消失しました。この世界の特質から、存在が歪められてしまい、ついには親しかった人達からも彼の存在を忘れられてしまいます。この物…

取り柄は無く面白みに欠けた普通の会社員の“僕”は、昼寝の夢で他の生き方をする僕を見る。 その僕は自分以外がいない世界でひたすらに徘徊していた。それは真の孤独だった。 僕自身も結婚…