「kac2」を含む小説

高校時代に友人になり、大学で付き合い出した男女。 彼が昔から好きだった彼女は、昔は別の男子に恋焦がれており、その気持ちを捨てきれずにいた。 順調に交際を続けつつも、どこか片想い気…

ちょっと変化球です(;'∀')

「2番目」にこだわる男の掌編集です。 サクッと読めるものを目指しました。よろしくお願いします。 『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary C…

僕らはカードを持っている。 産まれたときに与えられるただ一つのカード。 それを武器にこの世界では戦わなくちゃ、生きていかなくちゃいけない。 3周年記念選手権、全部参加する予定で…

あなたは気が付くと、白い部屋にいた。 覚えているのは、いつものように愛機で小説を執筆していたことだけ。 だがこの部屋は、自分の執筆場所とは大きく異なっている。 『カクヨム3周年…

兄に勝ちたい少年と、とある「先生」の対話の話。 カクヨム3周年企画2日目参加。

幼馴染である桐谷春と秋吉友久は高校を卒業してそれぞれの道を進んだ。友久は地元の大学へ、春は大阪の私立大学へと。 卒業から少したったゴールデンウィークに春と友久は会う約束をする……

これはとある文具メーカーに就職した新卒のお話。 いつも営業成績がトップの先輩。 どんなに頑張っても、それでも届かない。 悔しい思いをしながらがむしゃらに働いていた、そんな時。 …

月夜に舞い上がるのは、誰もが知るこの街のヒーローと、一夜限りのヒロイン。

「私」は、いつも第一希望には合格通知を貰えず、第二希望ばかりを選択してきた。 しかし、第二希望だらけの人生も、案外悪くなかった、と臨終の際の走馬灯で考える。 死期の世界で、生まれ…

カクヨムがフクロウに埋め尽くされていくのを見て、2回目は参加することにしました。 3周年のお祝いと、いつも読んでくださる方々に感謝を込めて。 カクヨム3周年記念選手権 2日目「…

事件が起きた。 定期テストで毎回最下位だった女子生徒、末森奈々子は中間テストで下から二番目に浮上してしまったのである。 なぜ彼女がビリではなくなったのか？ じゃあビリは誰なの…

ブービー省に勤める役人の一日。

道重開（みちしげ はる）が通う中学では、この日体育祭が行われていた。 開は体育祭の最終種目、400メートル走に出場することになっていたのだが…………その日の前日に、別のクラスの男…

カクヨム3周年おめでとうございます。記念選手権参加作品です。2日目のお題は「2番目」。 昔々ある森の奥に、大きな黒いフクロウ・クロと、小さな白いフクロウのシロが棲んでいました。

【カクヨム3周年記念選手権参加作品】 森本結月は、同学年のライバル田辺朝海に初めてテストで負けてしまう。 「何でも言うことを聞くって言ったよね」 朝海は結月にそう言って、…

決勝戦、9回裏ツーアウトランナーはない。１点差を追いかける。 打席に立つのは俺、次の3番強打者につなげばワンチャンある。何としても繋げなければ！