「青春・夏」を含む小説

中学3年の夏。主人公は、大介に誘われて、一緒に手持ち花火をしていた。高校をどうするか話す中、大介は自分が遠い高校に行くことを打ち明ける。想いを寄せている大介に、主人公は何を思うの…

汐月澪（しおつきみお）には悩みがあった。港町で暮らしているくせに海が苦手なこと。幼馴染である天海航平（あまがいこうへい）が海に憧れ、漁師を目指していること。そしてそんな彼へ密かに…

赤い涙はさようなら、秋日影少女、カサブランカの棘、夕桜アンニュイとの姉妹編です。 螢火とは螢の灯のこと。 夏の季語です。 『赤い涙はさようなら』に登場した真依と真が螢が飛ぶ祓川で…

夫に先立たれ、田舎で1人暮らしていた老婆。ある夏の日、家の畑に宇宙船が墜落する。出てきた宇宙人は、まさかの柴犬。宇宙が好きな老婆は、そんな彼との共同生活を受け入れる。

千春には悩みがあった。自らの口を他人に見られることが極端に嫌なのである。特に食事は彼女にとって悩みの種であり、高校生になった今ではお弁当を持参した空き教室、一人食事を取っているの…

生きる事と死ぬ事は同時進行であり決して一方的に捉える事はない。この狭間でこれを極めた人が生きる美しさを知り輝かせる。

山内くんは怪異を見る目を持つ中学１年生。 ある日かれは万引きの疑いをかけられた女の子を助ける。その少女の背後には、獣の毛並みを持つ球体が浮いていて…… 「山内くんの呪禁の夏。」か…

まだ形にはなっていませんが、一つ書き終えたことを褒めてやりたいと思います。

※結末まで含むあらすじになります。 主人公のナツは、毎年ホタルと特別な夏を探している。 UFO、宇宙人、未来人、超能力者……。 しかし、高校生最後の夏も特別なことを見つけられず…

　石垣島に住む、五人の少女たちの青春群青劇。 　秘密基地を作ろうよ。 　私たちはずっとこのまま一緒にいようね。 　うん。でも、そう遠くない未来、私たちは大人にならなきゃいけ…

「初めてのカフェに入ったらまずは店長おすすめメニュー頼んじゃうよね」 　隣の席の和泉《いずみ》は唐突に何の前触れもなく話しかけてきた。いつものことだ。 　もうすぐ昼休憩も終わる…

通り過ぎていく言葉を そっと集める小さな箱 今のお話のヒントになるような これからの新しい物語のための そんな言葉を残して ※他の物語等でんよちいが使うとそちらへ移…

【2022年10月5日、KADOKAWAさまより書籍発売】 「姉は、事故死ではありません。殺されたんです。……あの日、ネバーランドにいた、誰かに」 山深い田舎町に住む高校生・…

女子高生の三枝は学校からの帰り道、公園で美しい踊りをする女性を見つける。 その踊りに魅了されたことがきっかけで、彼女の止まっていた時間が、少しずつ動き始めた。 ある日、その女性が…

｢夏に生まれたから、千夏。安易だと思わない？しかも笑っちゃうよね。見ての通り、育った子は夏とは対極にいるような陰湿な人間だよ｣ これは、とある田舎で起こる 小さな奇跡のお話。

「なにからなにまで喋った。でも一つだけ喋れんかった」 「好きって言葉だけ言えんかった」 　――十年前の夏を、彼はずっと忘れられない。 　八月中旬、岐阜県の地元で行われた同窓会に…

これは僕が昔、自殺付添人という仕事をしていた時の話だ。

8月31日。 ８月の最終日課題も残ってるし恋愛も進展しないし明日から学校は始まるし後悔しかない。 けど 二度と戻らない今年の夏を楽しまないと。

女子高校生二人の話。 男の子とも女の子とも付き合ってきた私と、 私に惚れられてしまった、おとなしいケイちゃんのお話。 犬のジロウもいます。 2020/7/31　エブリスタに…