「貴族王子」を含む小説

卒業式当日、王子は婚約破棄を宣言した。なんと、主席である宿屋の娘シェリーと婚約するというではないか。突然婚約破棄された日陰の令嬢？は、その立場からおとなしく身を引き彼らの真実の愛…

とある任務で、魔物討伐の最前線に駆けつけた魔法使い、ソフィア・キャルロットは、持ち前の応用魔法で怪我人の治療にあたっていた。そこで出会った甲冑の男は、どうやらかなりの実力者のよう…

長きにわたって暴虐の限りを尽くしたリンドヴルム王国。その国は一度のクーデターで滅んでしまう。 そこには黒き影が関わっており、それは一本の黒き剣だけで騎士たちを圧倒し、反乱軍に貢献…

　王子様の元恋人なんて、バッドステータスにも程がある……じゃないですかー。そんなクッソ重い十字架を、幾ら頭と尻が軽いからって、あんなうら若きお嬢さんに背負わせるなんて可哀想にも程…

没落寸前の悪役令嬢というシナリオを知謀と戦略で回避した 天才婚活カウンセラーの転生者、セレーナ・フォレスター。 かつて貴族社会の婚姻を知略で操り、「婚活の魔術師」とまで称された…

虹色の髪を持つ子爵令嬢、パステル・ロイドは、色を見分けることができない。 パステルは人との関わりを拒否し、社交シーズンでも領地で少数の使用人とのんびり過ごしていた。 閉ざされた世…

「これだから、悪徳貴族は嫌いなんです」 そう耳元で囁いたのは金髪の新人メイド、シュエラ。 その刹那、冷たい刃が僕の喉を裂き熱い血が溢れる。 これが十度目の死だった。 ディア…

王女が突然の失踪──。その穴埋めに抜擢されたのは、没落男爵家の令嬢ルーシェ。 「君しかいない」と泣きつく父と宰相に押し切られ、王女の影武者として、隣国の王子との婚約披露パーティー…

伯爵令嬢であるスカーレットは誘拐されるが、牢屋で剣聖の幽霊と出会う。二人は協力しあうことを約束して脱出する。 その後スカーレットは剣聖の幽霊との約束で怪盗になり、同時に剣術を習い…

没落した伯爵家の長女マリシア・カルデロンは、膨大な魔力を持ちながら「屑魔法石」しか作れないという致命的な欠陥を抱えていた。魔法学園へ進学する道を諦め、学園の研究者助手として働く日…

「金を積まれても誰も君と結婚なんてしないだろうさ！」 ドロシーエイト子爵家の三女であるリアナはこれで三度目の婚約破棄を受けた。 そして、その理由は……次女と長女にある。 「だ…

伯爵家の女当主マイラは、とても男運が悪い。 いつも縁談成立寸前で、相手が獣のように豹変するのだ。 世の男に絶望したマイラは自暴自棄になり、とある賭けを始める。 それは「媚薬を飲み…

王子である俺の婚約者は、打算的で、冷徹で、計算高い女だった。彼女は俗に言う悪役令嬢だ。言っておくけど、べつに好きで婚約したわけじゃない。伯爵令嬢だった彼女は、いつの間にか俺の婚約…

舞台は華々しい貴族社会。アリアナ王女の結婚相手を巡り、隣国を多数巻き込んだ大騒動が巻き起こる！ 負けず嫌いなお転婆王女×素直になれないドＳ王子×素直すぎる幼馴染王子 ―与えよ、…

主人公、ローリーは八歳にして文武両道。生まれつきの特殊能力により、貴族社会で神童と評される美少年である。 彼は巨大なブレイク王国の貴族、モンテス家の正当な継承者となるため、騎士の…

名門貴族の令嬢エリザベート・カミーユは、ルビーの魔法の力を持つ気品あふれる乙女。しかし、婚約者である第一王子アレクサンダーから突如として婚約破棄を告げられる。 涙に暮れる彼女の…

「俺の名前はアーズィム・アル＝マシュリク。マシュリクの現人神たる偉大な王、ムスタファの四番目の息子だ。マシュリクの名において、叶わぬことなど何もない。アーズィム・アル＝マシュリク…

堅物令嬢と揶揄されるリラは「真面目くさった女はいらない」というひどい理由で婚約破棄されてしまう。 夜会で恥をさらし、居場所を失った彼女を救ったのは、美しい青年歌手アルカンジェロだ…

　淡雪さんのお題企画『私の短歌で物語を綴って下さい』参加作品です。 　主人公のフリードリヒ・フォン・ヴァルトフォーゲルことフリッツは、ウルム王国の王太子。訳有って女性恐怖症を抱…

　リーゼル伯爵家には、人と話せる不思議な不思議な鏡がある。ただし話すことが出来るのは限られた人だけ。 　そんな稀有な力を持ったリーゼル伯爵令嬢エミリアは今日も魔法の鏡に問いかけ…