「歴史ものだけど」を含む小説

かつて、中国西北部に西夏という国がありました。 「大夏国」として宋から独立しました。 中国の夏という王朝と区別するために、西夏と呼ばれました。 その西夏が作った文字が、西夏文字…

第一次世界大戦後の不安定な時代。ロンドン在住の若い考古学者ハリスは、古代エジプト王家の墓が密集するイリヤの谷へ遺跡調査に向かい、見事に宝物を発見するが、仲間の裏切りで遺跡に閉じ込…

紀元前210年、秦の始皇帝が崩御した。 北方で長城を建設していた扶蘇（ふそ）皇子が受け取ったのは、自害せよという始皇帝からの勅命だった。 扶蘇は始皇帝の長子で、次期皇帝を目され…

1898年アメリカはスペインと戦争に敗れる。本来、アメリカが支配下に置くはずだったハワイを、大日本帝国は手中に収めることに成功する。 そして、時は1941年。太平洋戦争が始まると…

平安時代、一躍世の中心となった鎌倉の地に、明記という一人の少年がいた。 彼の住む屋敷に、ある日銘信という舞手が訪れて――。

歴史ものをテーマにした掌編をいろいろまとめて置いておきます。過去作ばかり。 第1話　トネリのササガキ 大王の元に嫁いできた女性は、ササガキという名の舎人を携えていた。 異風を残…

僕の人生、黒歴史の連続でした。 その記憶は、その出来事は、ここには書き切れない程大量に思い出されます。 それは、一生胸の中に些細な棘のように疼き、残り続けるのだろうと思います。 …

ある日、森の中で怪我をしている鳥を拾った。 俺はその鳥に『トリあえず』という名をつけた。 父：時々サイコパス 母：我が家の良心、常識人 俺：面倒くさがり屋 妹：ちゃっかり屋 祖…

　misaka、大学辞めるってよ。 　…こういうことをしてないと気が狂いそうなので、作品に昇華しようと思います。 ※一応、ちゃんとノンフィクションです。行ってきます。 ※間違…

小学生の頃の黒歴史。 当時は厨二病真っ盛りでした。 化学物質過敏症の母の思い出をそえて。 エッセイ『続・アレルギー体質の家族の為の家造り』の再掲です。 少しおまけ付き。

大正時代の帝都に、巷で噂になっていない女泥棒あり。 その正体は石川ユリエ。彼女は300年前に有名な天下の大泥棒・石川ゴエモンの末裔だった。 そんなユリエが大財閥・三ツ橋家から宝…

ご存じ、かつて日本の悲劇をけん引した男、東条英機を甦らそうというおはなし。混迷を極める現代。我々は知らず知らず、アイデンティティを失いつつある。戦後の屈辱の時代よりもさらに。人々…

乙女ゲーム黎明期、現代では定番となった歴史ものがまだ目新しさを残していた2000年代。 一度始めたらやり込まないと気が済まない一人の高校生がいた。 彼女は今日も今日とて尖りに尖…

イギリスの天才万能大学生アリスは日本学専攻で日本語が堪能。加えて身体能力と動体視力が優れている。ある日アリスが偶然見かけた忍者を追いかけて穴に落ちたら、そこには忍者の国が広がって…

【本編完結済】です。 不定期に【後日談を掲載】していきます。 兄を死なせてしまったと嘆く少女・ククル。 新しい“兄”として連れて来られた少年は、兄とは似ても似つかなくて――。 …

別作：とある姫様と苦労爺の影長に焦点を当てた笑い話 新しい登場人物：影衆幹部デブネコ　敵　５MEN ※ネタをネタとして笑えない方は読まない様に宜しくお願いします※一般的な歴史も…

この作品の見どころは、素人作家が短編ではなく編集のきかない連載をやっていくことでどういう心理状態になり、どこまで続けることが出来るのかを実験しているというところです。 《ストー…

　本書の原名は「先の内乱におけるヘイリプ・サレの次男ノルセンの事歴に関する報告」である。 　本書は、ホアラ候ノルセン・サレが、「短い内乱」(八九二～九一一)について、自身の行動を…

長篠の戦いの敗走中に謎の刺客の妖術により、違う世界に飛ばされてしまう武田勝頼達。 　しかし唯異世界に飛ばされるだけでなく、死んだ筈の山県、内藤、馬場と名乗る少女達がいた。 　個性…

政略「離婚」を命じられたヒロインが「ふざけんな」と奮闘する歴史ものです。 婚家の没落が近づく中、彼女に何ができるのか！？ 天明四年三月二十四日、田沼意次の嫡子である意知が江戸城…