「日常の特別」を含む小説

平凡な人間が平凡な日常を過ごし、今までの人生を振り返り、これからの人生を考える過程。 言葉にした所で何も変わらないけど、人生で一度きりの今を残してみよう。

シリーズ第一作目です。 全部で八作あります。 この物語は、主人公の澪君とヒロインの碧ちゃんが人間らしく生きるお話です。 時間の速度はゆっくりです。 400話くらいで完結する予定。

スーパーに来て それから、予算とにらめっこしながら 夕飯を作る。 特別な事はしない。 ただ、毎日美味しくなーれって お願いする。

僕らの今生きている日常は決して当たり前ではない。その日常は脆く壊れやすいものである。でも私たちはその日常に対し、特別な感情も抱いてはいないであろう。ボクはそう思います。そんな内容…

蟻観察が趣味の僕。厄介者のクラスメイト。ワカメ漁に勤しむ、シゲおじさん。それぞれが懸命に毎日を生きる。あなたの何気ない日常もきっと幸せに。

なんてことのない日常に特別な日だから、 そんな理由をつけて、 家にいるだけじゃもったいなくて、 何かしたくなった、そんな一日。

梅雨空の下、俺を訪ねてきたのは幼馴染。 居場所がないので置いてくれという。 相手にちょっとした負い目のある俺はそれを承諾し、同居生活が始まる。 なんてことのない同居のはずが少しづ…