「左大臣」を含む小説

　ある大陸に、対立する２つの巨大国家があった。 　「東の帝国」こと雷(ライ)帝国。 　「西の王国」ことグランディネ王国。 　互いを敵国として警戒するそれぞれの国には、2人の悪…

魔道士リュウが異世界モノの小説を出版したところ、大ヒット。それが女王キャサリンの目に留まり、リュウは半ば強引に宮廷へ召し上げられる。 元の世界へ帰りたい魔道士リュウ。 ミーハー…

どうやら私こと新井　和葉は平安時代をベースにした育成シミュレーション要素がある乙女ゲームの世界に転生した、らしい。 幸いな事にヒロインの一人にしてプレイアブルキャラである燁子は左…

久方の月の桂も黄葉する季節。 美しいと評判の左大臣家の姫君・小夜姫は、連香樹の香りの交じった秋の風に吹かれながら、池の脇に佇んでいた。 その池に映っていたのは......

※この作品は東雲が二十ウン年前、高校生だった頃に夏休みの宿題として書いた小説です。最近家から発掘されましたので、当時の文章のまま（読みやすく改行、行間調整のみ行います）供養代わり…

雛人形の左大臣（老人）×右大臣（若者）の話です。 ひなまつりの歌の歌詞から、赤いお顔の右大臣を介抱してくれる先輩左大臣の妄想をそれっぽく作品の形に仕上げたもの。 罰当たりだとは…

王様が美女に夢中になっちゃって王国が存亡の危機！どうしよう！って右往左往する右大臣と左大臣の話。トンチキです。

桐壺帝の御代。左大臣の嫡男として生まれ、恵まれた人生を謳歌する、若き日の頭中将こと藤原喬顕は、宴の松原で起こった猟奇殺人事件への関与を疑われる。自らの名誉の回復をかけて、調査に乗…

人物紹介 ・桜　紫音　（さくら　しおん） 　主人公。古典が苦手な女子高生。 ・藤原　公任　(ふじわらの　きんとう) 　四条大納言と呼ばれ、道長時代の「四納言」の一人。 本文で言…

時は平安、左大臣家の大君であり、いずれは中宮へと期待され育てられている姫君は、几帳の奥深くに住まい、女房や乳母はおろか家族にさえ姿を見せようとせず、女童の夏木のみを傍近くに置いて…

平城（奈良）に都が移り、女帝の時代。3人の皇族が中心となって内裏を動かしていた。 しかし台頭した藤原氏は四兄弟の鉄の結束でこれを揺るがし、ついには藤原腹の皇太子が誕生する。 阿…

平安時代、右大将の姫の綾は荒れ果てつつある家で暮らしていた。その後母を亡くし父と継母の暮らす家に引き取られ過去の初恋の思い出にひたり生きていたが突然継母から身分の低い品のない男と…

　寺に身を寄せていた没落貴族の娘「斎（セイ）」は、そこで年上の「入道の宮」と出会う。彼は親王でありながら、政から遠ざけられやむなく出家した不遇の人だった。 　しかし流行り病で帝や…

昼寝が趣味の大納言家の総領姫、綾は母方の父　関白左大臣の陰謀によって東宮妃にさせられた。 後宮に入内したのはいいが、東宮の御渡りがないまますでに一か月が過ぎようとしている。 東…

源氏と頭（とう）の中将は夕顔の気を引くのに互いに躍起、やがて赤子が誕生。ところが嫉妬した六条の御息所（みやすどころ）が生霊となり、夕顔に取り付く。 赤子は乳母が引き取り、豊後へ、…

時は平安――左大臣の一の姫・彰子（あきこ）は、父・道長の命令で今上帝の女御となる。顔も知らない夫となった人に焦がれる彰子だが、既に帝には、定子（さだこ）という最愛の中宮がいた。 …

むかしむかし時は平安の世、源氏物語の後の時代。 関白左大臣には二人の御子がおった。 瑠璃のように美しいその二人の御子は、やがて立派な若君と姫君に成長し……。 でも実は、この二人…

琴が得意な鈴子に、今を時めく左大臣家から求婚の文が届く。だが婚約が次々に破談となったという噂のある、鬼の中将・藤原実章との仮の婚姻だった！　琴の能力を買われた鈴子は偽夫婦を隠して…

注意：百合です、地雷回避お願いします 現在は性描写ないですが今後入って きます 色々エセです 左大臣…

時は平安、下流貴族の娘は教養を身に着け上流貴族の元へ仕えに出るのが普通であった頃。私の主人、藤原秀恭さまもその例に洩れず、一人娘の陽花子さまに教養を一生懸命つけさせた。そして、や…