「子ども文学」を含む小説

　これは、僕の原体験の話。 　あるいは最も古い記憶であり、失敗からの学びでもある。 　年末。保育園では発表会が行われていた。 　当時年少だった僕たちの発表内容は「将来の夢を語る…

ヒヨドリが花を啄むのを見て ふと過去に戻る あのころ、妹と母親と、ヒヨドリがいた―― ５分で読めるショートショート　隙間時間にどうぞ ６５作品目になりました！ １００作品まで頑張…

弟とその嫁、子どもたちが毎日のように実家にごはんを食べにくる ああ、いやだ。いやでたまらない――でも ４０字×４０行で書くショートショート４７作品目 １００作品まで毎日公開頑張り…

小学校の朝の登校 いろいろな子がいろいろな顔で登校していきます 旗を持って見守るひと、あなたの地域にもいますよね？ ４０字×４０行で書くショートショート３５作品目 １００作品まで…

陰鬱な天気を吹き飛ばし、明るさをもたらす存在 ほっこりしてもらえたら嬉しいです ４０字×４０行で書いているショートショート２９作品目 １００作品まで頑張ります

「古くから若者たちはたびたび同質化を図りまるで他者と自分が同じ人間であるかのような格好や立ち振る舞いを見せてきた。いわゆる流行だ。ところが、現代ではさも相手の異質な部分が自分にも…

今日は5月5日。男の子と一緒に暮らすねこは、小さな冒険にでかけます。 アルファポリス、小説家になろうでも投稿してます。

蹴られた。突然に、何の前触れもなく、私は飛ばされた。 変わり映えのしない毎日、誰からも見向きもされず道に転がっているだけの日々。 そんな日々を過ごしていた「私」は、ある日少年…

塀の向こうに見える背の高い棕梠（シュロ）のこと。転校したこと。授業中に友だちからまわってきた手紙のこと。 他愛ないことを回想する話。 Text-Revolutionsアンソロジ…

企画用です。子供の、ちょっとした夜を書きました。少し心があったまればと。純文学かどうかは怪しいです。

とある国のとある港町。 戦争で負けたその町は、敵であった海軍大佐によって統治されていた。しかし、大佐は善政を行い町の人々からも慕われ、戦後の町は平和であった。 そんなとき、町の…

「ぼく」は小学校5年生。1年前にお父さんは酒浸りになり、お母さんは仕事のストレスで彼に当たるようになる。彼はもう一度、家族をつなぎなおすために、名前の由来になった「正しい人」にな…

お父さんが女の人達（複数だったのかな）と仲良くなってしまい、一緒に住めなくなってしまった僕とお母さんは東京の小金井にお引越しをしなくてはならなくなってしまいました。 大阪から来た…

　小学４年生の健太は、難病で入院しがちのクラスメイト・由美のことが心配だ。 　由美を思うあまりにすることのピントがずれていて、周囲や由美本人を笑わせる結果に。 　しかし、そんな日…

「笑顔が世界で一番大切で、幸せなものなんだ。どんなに辛くても、笑っていればそいつが一番幸せなんだ」ってお母さんが死ぬ前に僕にだけ教えてくれた。亡き母の言葉を信じ、先生から頭のネジ…

小児科病棟で手品師のピエロとしてボランティア活動をしている斎藤。 彼はある日、迷い込んだ病室で痩せぎすの子ども、高安と出逢う。 生意気なガキ お節介なフリーター しかしこの偶…