「好みのタイプ」を含む小説

トゥアハナン王国の国王は一四歳の少女ハイネシアだった。王に向いているとの判断で、前王が譲位したから。即位直後に攻めてきた隣国ザラフ王国を叩き潰すと、ハイネシアとトゥアハナン王国の…

田中は悩んでいた。 今月は何を願えばいいのかと。 田中は小学生の時、とある事情で最強の悪魔「ぽち」と 契約してからというもの、毎月心の底から かなえたい願いを悪魔に捧げることに…

二十一歳、童貞。好みのタイプは巨乳で目元に黒子のある色っぽい女性。自慢できることといえば高校三年間バレー部で主将として活躍していたことくらい。これといった特技も、友人もいない男が…

「お前との婚約を破棄させていただく！！そして私は、聖女マリアンヌとの婚約をここに宣言する！！」 イルローゼは、そんな言葉は耳に入らなかった。なぜなら、謎の記憶によって好みのタイ…

名家出身のリリアは成績優秀な学生であったものの、光の魔法が使えないという事だけを理由に妹からは嫌味を言われ、家主の父には無能の烙印を押されて追放された。 そして、田舎の魔法学園…

ひょんなことから死にかけた主人公が悪魔と出会うお話。 あまりにも好みのタイプだったので口説いてみたら、なんか変なことになった。 …… あの……膝の上に座らないでくれます？ …

高校二年生の都古（みやこ）は、六歳年上の兄が大好き。 世界一カッコイイお兄ちゃんだと信じて疑わなかった。 そんな都古の好みのタイプはやっぱりお兄ちゃんみたいな人！ というわけだ…

『オリジナルズ』と呼ばれる始祖バンパイアたちの配下の1人、天ヶ瀬結花は、自らがバンパイヤであることを隠しながら、何気ない学校生活を送っていた。 しかし、それと同時に、バンパイ…

部室の中で一人きり、静かに勉強をしているとコンコンと扉をたたく音がした。 その音の主を確認すると、相手は一つ年下の後輩。 友人というほど親しくもなく、知ってる人というのが適切なく…

とある山の中に、垂れ目フェチをこじらせた狸が住んでいた。 ある時彼は、うっかり顔だけしか見ていなかったせいで、垂れ目のマッチョくんを化け物世界側に誘い込んでしまう。 「思って…

田中俊也が取引先との打ち合わせが終わり、ラウンジでくつろいでいると、一人の女性が「田中さんですか？」と声をかけてきた。その女性は他の田中さんと待ち合わせをしていたようで、まったく…

幼少期に乙女ゲームを絵本代わりに見せられて育ち、言語中枢を乙女ゲームに毒されたせいで前世では非モテ人生だった主人公。 皮肉にも彼は前世でさんざん見せられていたRPG系乙女ゲーム『…

アキ・ナカムラは転生者である。 彼女いた国は男女比は偏っておらず、個人差があるが、どちらかといえば男性の方が恋に積極的らしい。 だけど、この世界は女性の数が圧倒的に多く男性は恋に…

十六歳の村娘シンディは、敵国から嫁いできたシンシア王妃に容姿がそっくりだという理由で影武者教育を受け、亡くなった王妃に成りすまし王宮に入ることになった。 若き王、ルーカスは控えめ…

位置情報サービスでは、見つけることができない不思議な貸本屋せしゃと。 今日は、鬼の子が水濡れした本の修理をした。 鬼の子がお礼をしたいと言い出し……。

僕は馬だ。でも中身は大学生なんだ。これはなぜか馬になっちゃった僕の、思いがけない日々のファンタジー。「僕」が人間を手懐けながら？好みのタイプであるご主人様の騎士と、BL展開に持ち…

　――運命とは、時に無神経だ。 　乙女川聖は平々凡々な高校生生活を送っていたが、ある日の夕暮れ、突然現れた黒い甲冑を着こんだ騎士に、聖女の生まれ変わりだと告げられる。 　異世…

たすくは探偵事務所でアルバイトを始める。 しかし、来る依頼は一風変わっている、つまりオカルトじみていたのだ。 たすくは霊の世界に引き込まれていく。 怖い思いをしながら彼は仕事を続…

森の奥に住む『微笑みの魔女シルヴィア』。そして彼の弟子である人間のディラン。 シルヴィアはディランに心惹かれながらも、ある日彼の「好みのタイプ」を聞いてしまいショックを受ける。…

猫が好きな第四王子は、そろそろ結婚を考える年になっていた。 ある休日、いなくなった愛猫を探していると、好みのタイプの女の子とぶつかって…… その女の子を嫁にもらうため、あれやこれ…