「ヒイラギ」を含む小説

変わらない剣と変わり続ける心が歩む王道ファンタジー。 村を燃やされ父を殺された銀髪碧眼のヒイラギ・アクロは、他の命を助けるために傭兵になる。 彼は迷い傷つきながらも、人命を助け…

ここベルギウス帝国の神殿にて。 ―カラン...カラン......カラン... 心地よい鐘の音がし祭壇の前にはベールをかぶった少女と正装の少年が立っている。 「今、これよりミ…

「この街のどこかに『人の人生を本にして売っている本屋』がある」という噂話を聞いた松木冬治。 そんな本屋で店主の三堂柊哉と出会った冬治は母の本を探すことにする。 幼い頃に冬治を残…

あらすじに重篤なネタバレ有 世界には龍が存在する。その存在を公に認め、権利を保証する都市の制定が行われることになった。 それを祝してアイドルとして活動する龍、川柳瀬（かわや…

子供たちが木も魚も知らない近未来のお話。

　西暦2042年ーー世界にダンジョンが現れてから10年後の世界。人々は「スキル」と呼ばれる特別な力を身に付け、冒険者としてダンジョンに潜るようになっていた。 　スキルは性能によ…

十数年前、魔法はなんの前触れもなく〈発現〉した。都心のとある大学に通う青年・ヒイラギも、突然に「魔法持ち」となったうちのひとりで―― 人口の約半数が、突如として魔法を使えるよう…

高校三年の夏、ヒイラギトモキは燻っていた。学祭で見た絵が良かったという曖昧な理由で美大志望と進路調査票に書いたが、今一つスイッチが入らない。そんな夏休みのある日、漫画を描いていた…

KAC2022の第３回「第六感」の短編作品です。 普段はポンコツ。 なのにいざという時には勘が鋭くタルトに目がない女子大生、冬野つぐみ。 つぐみの大学の講師であり、同居人でもあ…

　目が覚めると見知らぬ森の中。柊　夏人(ヒイラギ　ナツト)の異世界転生は森の中から始まる。 　この世界の事を全く知らない状態で立ち尽くす夏人に、通りかかった親切な盗賊によって牢屋…

「水上都市アルムウォーレン」 アルムウォレスト本島を中心に大小五〇〇を超える島からできた水の都。 ヒイラギリス大陸の三大都市の一つで、世界中から人々が集まる文化の街だ。 魔術士…

世界が七つの国に分けられ、“未開拓地”の領土を求めて争い合う世界。 “ユニット”と呼ばれる二足歩行ロボットの対決で行われる戦争だ。 二つの国、邪馬台国とノース大国はユニット同士で…

〝シスター〟が殺された――そんな三面記事(トップニュース)で持ちきり。ショーワでレトロな悪党のマチは、電子線が宙を走る悪徳のサイバァシティ。 〝シスター〟殺しの真相を究明するよ…

病人の看病のため『私』が連れてこられたのは窓のない不思議な小屋だった。暗闇に潜み姿さえ見せようとしない『何か』との暮らしが始まる。 ※自サイトより転載したものです。

おばあちゃんの家にあそびに行った兄妹のお話。 追記＞仏壇はあちらとこちらをつなぐ扉なのだとか。その扉を通じて、生者と死者は会えずともつながっている──としたら、これほど救われる…

ある日、真っ白な空間に飛ばされた柊 蛍（ヒイラギ ホタル）は神を名乗る青年に「今から異世界で冒険してもらいま~す。 ちなみに拒否権は無いから、頑張ってね！」と言われる。 まあこ…

大手自動車メーカー『光画舎自動車株式会社』に勤める青年、朝霧和彦（アサギリ　カズヒコ）は、３流大学を出て辛うじて入社したのはいいのだが、仕事はいつまで経っても平社員である。 お…

　十年前、『神々の後継者』と呼ばれる人知を超えた力を持つ者達が現れ、社会に混乱を招いた。 　一部の者はその力に溺れ傲慢になり災いをもたらしたが、彼らを止めたのも後継者達だった。 …

アムネス共和国　国立博物館特別展示室　第一展示物説明文 共和国の前身であるアムネス王国中期、王国の最盛期を作り上げたと評される大商人カナタ・ヒイラギ。その妻ルナール（当時は使用人…

　邪神ムボウが放った眷属ケバルによって地上は汚染された。大勢が弱り死んでいく中、生きる場所を作り出すため人類は大地の神ドルドンを讃える寺院を建造し、その力を借り受け結界を張り、そ…