「ケジメ」を含む小説

記憶の中にある絵画はどれもぼやけて、色あせている。 だから、鮮明な色彩を手に入れて、描きたいんだよ。 八幡西県研究室様の【お題形式企画】指定セリフを入れてに参加させていただ…

2023/6/1追記　もともと「短歌を詠む女の子が主人公の小説」として公開していましたが、第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト応募用にジャンルと各エピソードタイトルを変更しました。…

後悔したところで今まで生きてきたことが今更どうにかなるわけではない。 ただ自分の気持ちをリセットしたかった。少しずつ書きながら人生にケジメをつけられたらとはじめてみました。 先が…

　日本霊異記の上巻第一『雷を捉えし縁』を完全に読み違えた人の捏造です。あまり含意はありません。ついでに原型もなくなりました。 　　　　　　　　　　　　【あらすじ】 　ヤクザの栖…

あるところにサルとカニ達がいた。 サルが１００億円を巡ってカニを殺害し、サルとカニの抗争に発展。 様々なサルとカニが死んでいき、最後はよく爆発するタワーの屋上でサルとカニが殴り合…

羊(よう)には美月(みづき)という好きな女の子が居た。 しかし、告白された経験が０の羊に対し、美月は入学以来告白されない日が無いというほどのおモテっぷり。 高嶺の花過ぎて告白なん…

突如現れた彼女に導かれた先に、あったもの。 辻 褄様の企画用新規書き下ろし　「森からの脱出」に参加させていただきました。 森の入り口から出口までのお話を書く企画です。 企画…

これは、6つの切ない恋の物語。 これは、悲恋か諸恋か！？ 【桜の下の天使】 桂木丈助と、一ノ瀬倫は、今でもあの日を思い出す。 死んだと思った俺の前に現れた天使の事を…。 …

大学四年の三月、卒業も間近な頃であるがつけなきゃいけないケジメが僕らにはあった。 空の部室で、ゴングの鳴らないリングに上がる。 嫉妬と羨望は、この時になってもまだ拭い難いものがあ…

『おそろしの森』が高評価をいただいて嬉しい反面、少し後ろめたい気持ちもあります。このエッセイは『おそろしの森』の連載を始めてから1周年を前に思った事を書き留めた備忘録です。 今…

※この小説にはちょっとだけグロテスクなシーンがあります。 学校内通貨である＜ケジメ＞を製造するための当番に選ばれてしまったアヤノ。 成績優秀者や生活態度の優れたものに与えられる…

３・１１の津波で死んだ、お姉ちゃんの片方だけの赤い長靴を抱いて、おばあちゃんは泣いてばかり。７年目のケジメをつけようと、家族みんなで岩手に行くことに。長靴でお姉ちゃんのお墓を作ろ…

飛び降りかけた私の腕を引いて、あそこから助けてくれた『貴方』の存在を書くために。 私はここにいるのでしょう。 香鳴裕人様の「同題異話SR -Jan.- 『その涙さえ命の色』」…

武蔵野が語る、大地としてのケジメ。集うもののゆりかごたらん。熱望して期待せず。第二回角川武蔵野文学賞第一次選考通過作品。

根性とケジメでしか語れないコールセンター物語

《一卵性双生児隔離観察計画》に加えられた双子の兄弟。０歳で月コロニーへ渡った弟は養親と共に年に一度、地球へ帰省していた。今度で21回目。大人になった兄弟は……。 　＊ KAC20…

ヤクザだったリュウは仕事のミスから切腹し、気がつけば異世界にいた。 ワガママなロリ姫、コゼットに拾われたが、この王国は貧乏だった！ コゼット姫の私腹を肥すため、ヤクザは異世界で税…

科学が発達し、魔界が明らかになり、そこへ宇宙人がちょっかいを出す時代、世界は混沌となっていた。 『リッチメンズアイランド』赤道直下にほど近い孤島は、そんな混沌より遠く離れた、セ…

ことばの最大にして、最善の効用とは、人の心に何らかの作用を与えるということに他なりません。 歴史を紐解けば、折々に、ことばがあって、それが端緒となったり、ケジメとなったり、あるい…

一つの嘘が全てを狂わせていく。