「口ばっかり」を含む小説

ある理由により会社を辞めた小野秋生は、現在就職活動中。ある日、面接官に門前払いされた秋生は、帰途で美しくも不気味な男と出会う。 土砂降りの中、男と傘をともにすることになった秋生。…

5月のとある平日の午後、僕はふと降りた駅で喫茶店に入った。そこで口にしたチーズケーキが、彼女が残して行った言葉を、鮮やかに描き始める。

ゲーム好きの高校生、宝 光は朝目が覚めるとミミック（見習い）になっていた。 身動きが取れず、唯一出来ることは口である箱の開閉だけ。 動揺しつつもステータス画面のチュートリアルを…

世界を滅ぼすのはAIの反乱でも、宇宙人の襲来でもなかった… 2025年10月。 とある八王子のファミレスで、薬科大学院生の大地守（だいち・まもる）は 109歳だと名乗る小学生の…

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…

八重野先輩は素敵なヒトだ。 この大学で一番キレイだと思う。 二人きりのランチタイムに、八重野先輩は妙な条件を口にする……。

港区勤務の最終日を迎えた私は、東京タワーに向かう。 そこで出逢った青年は、東京の景色を眺めながら「とらがいるんです」と奇妙なことを口にして……。 ※こちらのお話は、カクヨムユー…

冒険者の『カツユキ』は組合を通さずに依頼を受けすぎて登録抹消になってしまう。 組合はやめさせられても、冒険者は冒険者だ。 カツユキは組合を通さない独自のスタイルで仕事を受注してい…

武蔵の国 多摩郡。 武田の遺臣は徳川家康の招きに応じて、この地を賜る。甲州口の守りを担う事を期待されて。 ここ八王子は、江戸城陥落の際に使用する隠し通路の出口があるともいわれる…

帽子屋見習いのメアリは祖母の手伝いでとある屋敷へと配達にやってきた。 帽子を届けるだけのはずが、現れたメイドに有無を言わさず屋敷の中に連れ込まれてしまう。困惑するメアリにメイドは…

人好きのする性格を買われて「男娼」の役目を任された弟アレン。 四角四面な執事の兄レスター。 病弱なお嬢様クララ。 そして、悪魔。 余命宣告された伯爵令嬢クララの最後の望みが「恋…

転生先では「聖女さま」 元は子供好き（本当に、それだけ？！）の女子高生 現実世界で浸っていたゲームのアバターの姿を神様に与えられ、異世界で大奮闘！！ その先にはきっと、理想の異…

サイコレンジャー５の一員、ちょっと抜けているが素直で憎めない男、青井大地ことブルーを主人公とした恋愛や友情ありの連作短編コメディ小説です。ブルーの能力、第6感を武器に戦うぞ！ 　…

田中 麗華は祖父の為にフォトブックを作った。 今は剪定用に用意した写真を見返して整理している。 写真は鶴田 薫の20歳のお祝い、鶴田家を亀川家に招いてのお正月、お花見と楽しい思い…

ある日、隕石と地球外生物の死骸が北海道海岸に飛来。 隕石はウィルスを発生させ、人類は地球外生物(EBE)から特効薬を完成させる代わりに、EBERS(イーバーズ)と呼ばれる人類とE…

【朗読ジュークボックスさんにて、本作の「天使と女」が朗読されました！　皆様、是非ともご一聴下さい！！】 スーツにネクタイ、ボーラーハットからシューズまで白づくめ。言い間違いが激…

大量のバラバラ死体の第一発見者となってしまった探偵、広谷恵吾。マスコミに取り巻かれてしまった彼は、悠木修と名乗る謎の男に助け出される。そして修の口から語られる、事件の顛末。それを…

「勉強をした後の頭の良し悪しの意味じゃなく、身にならなくてもいいから勉強をし続けるモチベーションをどう保つのかを聞きたいのか？　それなら簡単なことだ――ようは『面倒を省く』こと。…

出会いは最悪だった。 ホラーの様にいつまでも追い続けてくるめぐみ。 必死で走っているのに諦める様子は一つも無い。 そんなめぐみは人を寄せ付けない仮面をいつも纏っていた。 しかし、…

「レモネードをお願い……」 口に含むレモネードはパチパチはじけて、酸っぱくて、そして甘い。恋愛小説家の麗奈は喫茶店のレモネードから着想を得る。