「愛してるという」を含む小説

この世界に疲れてしまった、アイム。そんな彼女の住む街に引っ越してきたエミカ。二人は正反対な性格をしていたが互いを大切な親友と思い、大好きだった。でもそんな二人はどんどん違う形の好…

普段キャバクラ穣をやっている清水瑞桔が目を開けると、そこには見たことのない部屋が広がっていた。 外からドタバタと足音がし、障子の隙間から覗いてみると、人間とは思えない異形たちが！…

柏原と柏原を愛してる望月が二人きりで世界を生きる。 前に書いた「まごころを、彼女に」が少し絡みますが読まなくても全く問題ないです。

ある日主人公は○○の女性と出逢う。その人は寂しがり屋で、主人公と話せたことがとても嬉しかった。特殊な二人が時と共に愛を育むが、特殊な二人に形はなし得ないのだ。そして、愛してる人に…

ホラズム王国第二王子のリオンは、何かにつけて兄であるエドワードと比較されていた。 無能ではなくとも相対的評価によって無能だとされてしまう事は往々にしてある。 そうした日々を過…

「月が綺麗ですね」 彼に背を向け、夜空に輝く満月を見上げながら、私は言った。 「え」 後ろから、彼の驚いた様子の声は聞こえてきた… これは、少女の遠回しな、異世界では伝わるはず…

転校生の日花里奈緒が不気味な格好をしているにも関わらず人を惹きつけるのはその奇抜さ故か、あるいは。

竜殺しという称号を持つ魔物退治を生業にしている一族の娘セレナ。しかし、彼女は魔力を持たない落ちこぼれだった。 それゆえ、一族の頭である父の跡継ぎは、義弟のユリウスになり、セレナ…

【完結済み　中編６万文字】 現代日本から転生してしまったわたし。 そこは生前に１０周はした伝説的ケモナー系乙女ゲー『モフモフに溺れてしまえ！』の世界だった。 しかも、主人公じゃな…

貧民街で育った玲花は、ある日呪禁師の束宵に命を救われる。 彼のペースに巻き込まれてあっちこっちと連れまわされる玲花。 偶然と思われた出会いは偶然ではなくて、全部彼に仕組まれたも…

どちらも片思い。 歪んだ時間の間だけ、赦される両想い。 メリーバッドエンドが好きです、というリクエストを受けて、メリバとはなんだろう、と考えながら書いたものです。 ＢＬ作品です…

誰もいない教室で日誌を書いていると、幼馴染の長崎藍が入ってきた その、少しの時間疎遠だった二人の会話をそっと眺める

※ドシリアスです。切ないになってるといいな。最後は一応ハッピーエンドと思ってます。が、大手を振ってとは言えないかもです。。 ※魔女狩りとか拷問もどきな描写が出てきます。序盤の扱い…

俺はそんな彼女と幼少期に結婚する約束をしているのだが……まぁ、もう忘れているだろ

私は彼女を愛している。 彼女は彼を愛している、同様に彼も彼女を愛している。 私のこの想いは、彼女に届くことがない。そう理解しているというのに、彼女に近づきたくて、見つめてほしくて…

稀代の魔術師であり暗殺対象であるエーゼルハイト辺境伯の館に招かれたスヴェンストロプ伯爵は、兄のアンゲルと弟のイーリからもてなしを受けるが毒殺を恐れ渡された杯を断る。気まずい沈黙が…

「僕はメアリーを愛している。僕としてはキミを愛する余地はない」 　アレン・スレド伯爵令息はいくらか申し訳なさそうに、けれどキッパリとそう言った。 　寵愛を理由に婚約について考…

吸血鬼の屋敷に囚われた少女は、何かを望む