「#司書」を含む小説

　幻灯書庫。それは世界と世界の狭間に存在する、数多の世界書や文化書を保管している巨大書庫である。 　ある日、書庫の設立者こと魔女アルシャ・リィは、書を愛する者ならば誰もが出入り可…

「日本も超高齢化してるし未来(天国)のこと考えましょうよ！」司書の神野が発した一言。 狂気でしかない一言を発端に図書委員である終と響は自分の天国を探し始める。 そもそも天国探しっ…

『もっと「好き」は大切な宝物であってほしい』 　学校図書館司書の宇治川先生を「好き」……ではなく、あくまで心惹かれている岸辺涼。 　10歳の年の差、教師と生徒という立場の違い、…

ヴィオノ・オビエは止まってしまったこの時が好きだった。彼女がこの王宮図書館である【マロニエ・コマン】の司書として勤め始め、いったいどれほどの時間が経ったのか。その答えをヴィオノ自…

主人公は神殿の資料室で司書をしている神官さんだ。だが、それは仮の姿。本当は神殿の特殊部隊に所属する凄腕の退魔師である。 そんな彼が枢機卿から特別な任務を依頼された。それは貴族の坊…

ちょいちょい挟み込まれる、法学小ネタと異世界ファンタジーのコラボレーション。連載しながら書いていきます。 「疑わしきは罰せよ」、「信じよ」、そして……？ ＊元ネタの法諺は「疑…

世界中の人の記憶を、本の形を取って保管している「想い出図書館」。 今日もまた、記憶を想い出すために足を運ぶ人がいる。 司書兼館長代理である狩野頼鷹は、そんな人たちを優しく出迎える…

「私」は休み時間、いつも一人で寝ているような女子高校生。唯一の楽しみは学校の図書館で司書のさっちゃんと話をすること。 2017年の春に初めて書いた作品。あまり手直しをせずに出し…

（あらすじ） リヴレ王国王立図書館で、図書館司書として勤務するメル・アボット。友達であり同僚であるシャーロットと、その正体は図書迷宮を構成する魔力である黒猫のヴェスターと共に、穏…

人は死後、本になる。 故人の人生は物語に、個人の性格は装丁に。全てが本に成る。それらの本は、世界各所に存在する塔という共同墓地に収められ、司書により厳重に保管される。 私はいる…

古い大図書館を切り盛りする、盲ろうの司書さまと十五人の子供たちのお話。

五百年前、邪竜の復活によって文明が滅び、地下に沈んだ『魔本図書館』。 司書のヴィオラは意思を持つ『魔本』たちと、誰も来ない図書館で今日も一日を始める――。 ©2021・鳩藍・A…

　革命の断頭台に立った最後の王族、ルーシア姫。十三歳の王女は処刑される直前に微笑んだ。 　司書管理官アネット・エヴァンスは祖母の手記を見つけ、謎多き王女について祖母が残した思い…

アルバイトで大学図書室で働いている花野みお。

その探偵は難解な殺人事件を解決したりしないし、迷宮入り事件の真実をつまびらかにすることもない。その探偵が求めるのはただ一つ。一冊の本だけ。

　とある世界のとある丘。そこに佇む図書館に配属された見習い司書、メリーベル。晴れて一人前になったとその図書館の館長に任じられたのだが、その図書館には、一部の人間にしか知らされてい…

世界のあらゆる書物を納めると言われている宮廷の大図書館。 しかし、そこに所蔵されているものは一筋縄ではいかない本ばかり。 若き責任者のクリティアス(ちょっとキレやすい)のもとには…

登場人物 四ノ宮　聖(しのみや　ひじり)……クールで無愛想な図書館司書 加後　春日(かご　はるひ)……読書家な女子中学生。赤くて丸くて可愛いから、という理由でりんごが好き。司書さ…

※タイトル変更しました。元タイトル「勇者タダオの真の敵は嫁！」 『ザ・ブレイブ』、彼は『辺境一の勇者』と呼ばれる最強の男。 どんなモンスターも魔人も、彼は一刀の元に切り捨てる。…

無気力ヤレヤレ系主人公の「僕」が、三つ編み眼鏡の図書館司書と出会う話 短いのですぐ読めるやつです