「山」を含む小説

登山が趣味の博志。休日には近所の山に登山に出かけていた。

プチ家出した小6のフミヤが向かったのは街のはずれの古墳山。案内板に埋葬されている人物の名前は見当たらないが……。

山の民たるもの用心する相手は沢山ある。生き物、空模様、何よりこの世ならざる怪異たち・・・でも爺ちゃん、怖い山姥が美少女になって働かせてくれって頼みに来た時はどうすりゃいいの？！ …

山の学校の給食に出された鮎のから揚げでひと騒動。校長先生の豪傑笑いで、ユウイチロウとサクラコは仲直りしました。

山の中腹にある図書館。そこでは猫が本として保存されていた。 そんな場所へ一人の老婆が死んだ友人のために訪れた。

少女は山の中にある村の、更に上にある小さな神社へやってきた。 神社の中にはいわくつきのノートが。 それで交換日記をしようとすると人ではないものが現れ、相手を呪うのだと。 その噂が…

これは、虎山八狐が超健康になって、趣味のインプットもアウトプットもするするできるようになって生き生きと生きるまでの記録である――！ 嘘です。そんな仰々しいものではありません。 …

文明開化の頃、牝馬の誕生に喜んだ楢馬(しょうま)。だが産まれて来た馬は立つことも出来ず、兄桜太郎(おうたろう)が処分を決める。振りかざした鎌に立ちはだかる楢馬。 命拾いした牝馬満…

夢をからめた十のホラー短編です。 一、『夕焼け小焼け』　買った覚えのない髪留めをつけている娘。母は思う。夢と現実にはそれほど厳密なちがいはないのかもしれない。 二、『ヤドカリ…

　こちらは『Junk dog blues』という作品のセルフ二次創作となりますが、たぶん本編を読んでいなくても大丈夫です。登場人物の名前が同じ、ぐらいのレベルなので。 　家出をし…

　村の近くの山に、目の赤いバケモノが住んでいるという。 　三年に一度、十に満たない子どもを生贄として差し出さなければ、呪い殺されるのだとか……。 　満月の夜、俺は生贄としてバケ…

民話の収集で村を訪ねた私は、「いまも」という怪異を知る。土地の老人と共に、「いまも」に縁の深いという峠のほこらに向かった私は、そこで現実離れした出来事に遭遇する。

酒場に集う歴史好きの酒呑み二人。 今日は何を語らうのか？ 合掌造の里五箇山。そこは火薬の里でもあった。 なぜそこで、なぜ硝石を？ 呑めば呑む程に謎は深まるーー。

『東京センチネルバース ‐摩天楼の山狗‐』本編から数年後、みずから真幌のお尻に敷かれにいった佗助と、９Aセンチネルのバディとして逞しくなった真幌のお話です。

銀髪の冒険者アルビスの持つ「物真似士（ものまねし）」という能力はとても優秀な能力だ。直前に他人が発動させた行動や技をそっくりそのまま真似て放つことができる……しかし先行して行動す…

とある世界のとある大陸に、豊かで清らかな水源を抱える都市がある。その大陸の湧水の半分を占める水源に、人と財は集まり、山と栄華と都市を築いた。 絢爛なる栄華に濡れた水の都。 そう謳…

空も飛べない。 地にももぐれない。 水の上も走れない。 腕力もなければ、動きも素早くない。 何もできない、無能の鬼は深い山に隠れ住む。 そんな鬼の山に一人の少年が迷い込んだ。 …

17000文字程度の短い小説です。 とある国の小さな村にあるとある山の奥の霧の向こうにある謎の空間に調査のため駆り出された「私」は、そこで人のような怪物に出会い心を狂わされる。そ…