「真っ黒け」を含む小説

一応、ストーリーとしても読めるようにしますが 基本的には単発な話で一話完結になっていきます

この国は真っ黒に染まっている。 だから俺がぶっ壊す。そしてゼロから始めよう。まずはこのいかれた学校から… さあここからが本番だ

　疲れて帰ると、郵便受けに、奇妙な手紙が入っていた。 （自主企画「#新編魔女集会で会いましょう」参加用に書いてみました） （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリス…

和訳：「君に耽溺する」。 ねー、いろは、無邪気に狂った感性の画家とたった一言、言葉を覚えたカラスによる夏が恋しくなる物語書いてー。 https://shindanmaker.c…

その診療所には、二人の人間がいた。 一人は右腕に包帯を巻き、右側だけ半袖の白衣を着た好青年。 一人はだぼだぼのパーカーに、真っ黒なタートルネックを着た十歳前後の子供。 田んぼのど…

――きみ、だあれ？ 私立大学へ通う少女の前に現れたのは、全身真っ黒でお喋り好きな、胡散臭い男だった。 初対面のその男は彼女の暗い、誰にも知られてはいけない過去を知っており、バラ…

　ギルド難民のおれの楽しみは、酒場で安酒を呑みながら喧騒に身を委ね、昼下がりをまったりと過ごすことだ。時折、ギルドで紹介してもらう薬草運びで酒代を稼いでいる。そんなおれが、大鎌蛙…

赤と白と少しの金。それが金華魚という金魚の魔物の色。でも私の体は真っ黒だった。 醜いと言われ続け、人に転化して人の世界に居場所を探す。 そしてある時一人の女性と出会った。彼女は…

毛だらけで全身真っ黒な男と結ばれて妊娠したある女性の魂の告白！ 男との公園での衝撃的な出会いから始まる壮絶な愛と苦難の遍歴を赤裸々に描いた全人類必読感涙必至の慟哭の手記！ 内…

誰も聞いちゃいねえよ。 だから、独り言にすっか。

□主な登場人物:主人公(語り部):現翔院 怪人(げんしょういん かいと)17歳,由緒正しき神社の息子で三男,幼い頃から人には見えない何かが見えていた,子供の時に妖怪に助けられ妖魔…

人の人生の定義に僕は”色“を置く。 質素で、彩りの欠けらもない人生には、僕は未色と置いた。 無色と、未色。これには、似て異なる意味がある。 無色は、何にも染まってない。で…

生徒会長のなでしこ先輩がこんなに真っ黒なわけがない。そう思うでしょ？　あの人、真っ黒ですよ。まじで。どうなってるんですか。まじで。 （全年齢向けに修正したので再アップします。オリ…

彼はその液体を胃の中に流し込んだ。とても黒い、悍ましいほどに真っ黒なその液体を。口の中で感じたものは、久しく忘れていた何かであった。 彼は彼女に問いかける。これはいったい、何な…

「俺と、２回目の大人の恋愛をしてみないか？」 突然、夕映の前に現れたのは、大学の頃に付き合っていた斎だった。 ケンカ別れをしたままだったが、夕映は昔から大好きだった彼の言葉を…

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を表す : 真っ黒な闇、月の光に照らされて、キラリキラリと輝くは、雲母の如き鱗か…

目の前にはメラメラと燃え上がるような炎と、光が届かないような暗闇に似た色の漆黒の羽が所々にちりばめられた道服に身を包んだ男が立っていた。手には服と同じ真っ黒で塗られた扇子を持ち、…

三日月図書館さんの、「ハロウィン」お題です。大学の研究室で仮装大会をすることになった。当日お菓子を持ち寄り、仮装してパーティーをするのだ。笑い合う中、真っ黒なカラスの仮装は立派だ…

その真っ黒な封筒が届いたのは、猛暑と呼ぶに相応しい、夏の盛りの午後のことだった――。 唐木田少年は老婆からの招請に応じて、小さな島へと旅立つ。 道中で出会った城戸亜衣と巡る島の冒…

夜というのは暗い世界。 最近の夜空は明るくて、不思議な音まで聞こえてくる……