「月 雪」を含む小説

神の力ですべての人間が不死身になった世界。 おまけに不老というオプションつきだからハッピー！ とはいえ、そんなのが楽しいのは最初だけ。 ↓前回の投稿↓ 『医療にゲームが使われ…

時代は１４世紀の中国。 繁栄を極めている大元帝国に、現代からやって来たひとりの女性が。彼女の名前は雪花。転落事故でこの時代へタイムワープしてしまう。天から落ちるようにしてやって来…

夢月七海さまの自主企画「同題異話・二月号　　沈黙に積雪」参加作 同じお題で皆で話を書こうというものです。 「レフティ」が帰ってきた。 その言葉に私は密かに動揺する。仕事を終えて…

冷たい時代が、彼らの日常だった。

「就職して三年で結婚する」――そう約束している私と康弘。 今日はバレンタイン。 康弘の家に遊びに行くと、彼のお姉さんがご主人と喧嘩して帰ってきていた……。 バレンタインに贈る、…

「ごめんね、私——他に好きな人がいるんだ」 　３月１５日。 　雪が少し残る、春の兆しが見えない卒業式に、「藤崎隼人《ふじさきはやと》」は高校三年間片思いをしていた学年一の美…

雪道で出会ったのは有名企業の社長でした。

2032年12月25日に日本で起こった光る雪降るクリスマス、『 フォトン・クリスマス』によって、ニホンは大きな変化を果たすことになった。 光る雪の正体である『生粒子』が人々の体…

雪が微かに舞う中で出会ったある一人の少女、美雪。 彼女は僕と同じクラスの女子で、ほとんど話したことがない僕にある秘密を話す。 僕と君はきっと永遠に繋がっている。 それを信じ、それ…

雪が降ったことにより、いつもより早めに退社できた。 思い切って外出し、喫茶店に入った。 夢月七海様の同題異話・一月号　年明けこそ鬼笑うに参加させていただきました。 企画URL…

全世界で筆者しか書けない大友軍記の物語 大友興廃記という本の作者の生涯を、作品の内容から類推して書いた創作小説。 ２３巻に渡る大作を全て読んで現代語訳するような変人は筆者以外、…

あの日いなくなってしまったあなたを、俺は想い続けている。いくつもの季節が過ぎても。 ©香居

つばきくんとひまわりちゃんシリーズの番外編SSのようなものですが、前後のつながりはまったくないので、これだけ読んでも「ああ、静岡県民は雪が降って嬉しかったんだなあ」というのが伝わ…

17歳の女子高生、向坂智奈美には年上の幼馴染がいる。 幼い頃からずっと一緒にいた『彼』を、彼女はいつもまにか『自分のモノ』のように思っていた。 だが、智奈美が16歳の夏――。 …

　夏に部活を引退してからあっという間に月日は流れて、もう12月になっていた。 　高校受験も近くなってきてどことなく気ぜわしい日々を過ごしていた俺は、ふとそんなことを忘れる瞬間に出…

12月24日。 北海道の高校生たちは翌日から始まる冬休みに奮起しながら、もう一つの行事に心をときめかせていた。 雪が降りしきるホワイトクリスマス。 粉雪が教室の外の世界を埋め…

登場人物 私（岩井千種 :いわい ちぐさ）探偵・砺波溱（となみみなと)の助手。今回はお使いで行った和菓子屋での殺人事件の謎を解く羽目に。 幡野屋9代目当主 幡野草介（はたの…

別れ クリスマスに回想される情景

主人公の秋波拓海と親友の雪月波瑠は週末、拓海の所有する湖畔付きの小屋に向かう。 お互い口にはしない過去があり、拓海は奔放な雪月に振り回される中、ある事件に巻き込まれてしまう。