「ファンタジー 悲恋」を含む小説

魔法使いの師弟の絆を描く、ハイファンタジー。 白・黒・灰三つの御技によって織り成される歴史をもつ星、グリーゼ。 黒の技を継承する岩窟の寺院は、密かに世界を動かす黒き衣の導師たちが…

幼き日に貴族という華やかな身分を捨て人形師となったクリストファーは、ある日の公演で一人の女性と出会う。 セリーヌと名乗った花屋の彼女は人形師の人となり、そして彼の操る人形に魅せら…

今宵、娘は贄として水に入る。幼い頃彼女が為した水神との約束。それが全ての始まりだった。 【和風味】 ※本編を一頁にまとめています(二万字程)。少しずつ読みたい派な方は、よろしけ…

第２部　神婚 「一族の総領以外、この儀式を誰も覗き見てはならぬ。」 好奇心おう盛な幼き弟は、その晩こっそりと神の部屋に忍び込み、美しき兄と神との秘密の儀式を覗き見たーーー。 …

小さな国に生まれた美しい末姫と、大きな国の一人の騎士の悲しくも愛おしい物語。

〈降臨祭〉の夜、〈大神官〉エレミヤは、近衛隊長ネブザラダンに愛を告白される。〈大神官〉は人と交わることを禁じられていたが、エレミヤもまた彼を愛していた。それこそ、〝エレミヤ〟にな…

勇者マクシミリアンは、最終決戦の場たる純白の城に足を踏み入れた。 そこに待ち受けていたのは黒いローブをまとった魔王。 ゆっくりと立ち上がった魔王は言った。 「……好きです」 そこ…

人魚族の末姫ミリルートは海から顔を出す岩の上に座るのが日課だった。そこにいれば見えるような気がしたから。 届きそうで届かないもどかしさから伸ばした手を、その日掴む者がいた。 人…

運命は決められている。 主人公、思井草太は気がついたとき見知らぬ部屋にいた。古い床、古書の香り。どこまで突き抜けているのか、わからないほど遠く、暗い天井。 その部屋に、埋もれるよ…

とりあえず、ファンタジーにどっぷりしたい、こねくり回して描写しまくりたい！！ みたいなときに書いたもの。 たまたま二つとも秘宝になったので、できれば秘宝三部作、いや、秘宝シリーズ…

簡単に言うと、ロミジュリの現代版です。 文学というよりコメディです。 悲恋というより、ロミオＶＳジュリエットという感じです。 突如として現れた世界で一番偉いと自称する女の子より…