「春らしさ」を含む小説

こんな田舎に転校生が来た！ 東京から引っ越してきたんだって！ 家にお呼ばれされたんだけど、手土産は…… 何だか持っていきたくないなぁ。 だって、ばあちゃんの作ったお菓子なんだもん…

愛馬、春にのって、季節を駆け抜けろ。飛べ、マンダム。

プンスカする小学生のわたしと、わたしのおにいちゃんの春の一日を描いたあたたかな物語。 菜の花の花言葉「快活」「明るさ」「小さな幸せ」を三題噺にして書いたショートストーリーです。

犀川よう様の自主企画、さいかわ卯月賞参加希望作品です。 女子学生を庇い、交通事故にあい、昏睡状態にある妻。 彼女は、桃の花を好んだ。 だから、わたしは妻に見せたい。 妻が、春の…

冬も終わりが近づき春の暖かさを感じ始めた頃、魔女の弟子であった少年“響”は死にかけていた。 何故死にかけているのかは響にも分からない。 何せ記憶がないのだ。 このままでは死ぬだ…

　ひとつの「死」を、送り出して。 　柴田　恭太朗さまの自主企画に寄せて。 　三題噺「まぶた」「桜」「ロッカー」 　春をテーマにした作品ということで、犀川ようさまの自主企画「…

相場小春《あいばこはる》は高校一年生。小さい頃から引っ込み思案でおとなしい子だった。 そんな小春は、一部の人からあまりよく思われておらず、いじめを受けてしまう。 それがきっかけ…

　俺、春翔は至って平凡な男子高校生だ。 　だというのに、ある日トラックにつっこむ女子高生を助けたら……異世界に転移してしまった！ 　しかも俺が『聖女』って、どんな冗談？ 　第一…

高校進学の為に春から大阪に引っ越してきた椿。ある日事件に巻き込まれ魔法少女として覚醒した。彼女の大阪愛が街に蔓延るバケモノをぶっ倒していく。すべての事件の原因となる動画配信者であ…

　14歳の女子中学生、和沙（かずさ）は、幼馴染の同級生、陽（よう）と2人で登下校をする仲。陽を独占できるその時間に心地良さを感じていた。しかし、三年生の春、和沙は陽にうっかり告白…

神竜の創造した世界には、四人の妖精が司る四季があった。 一年を四等分し、それぞれの季節を均等に保つ妖精の耳に聞こえたのは、冬の厳しさを嘆く人間の声だった。 犀川よう様の自主企画…

ある事をきっかけに親子の中で崩れたものが、それを取り戻す為に

死を予告するおそろしい呪いの声が聞えてくる。今回もストーリーはフィクションです。 天井から毎晩声がする。気になったぼくはある日天井板をこじ開けた。暗がりに妖精パピがいた。

生まれてはじめて、恋をした。 これが恋だと気づくのに、どれだけの時間がかかっただろう。 日に日に、”ぼく”はお前の色に染められていった。 もう、元の色には戻れない。 ※好きにな…

それは僕が高校二年生になったばかりの春のこと。 僕は同じクラスになった女の子から奇妙な告白をされた。 「わたし、ずっとあなたのことが嫌いでした。付き合ってください」 それは、…

これは、ただひとり、貴方に宛てた言の葉。

大学教授大山は、婚約者を亡くして以来ネズミの研究に没頭する。そこでついたあだ名はネズミ男。はたしてその目的とは？

いつからだろう。 僕の心に、ポッカリと空いている穴を 自覚して、生きていると実感したのか。 いつからだろう。 目の前の映る景色に、色が失われたのか。 いつから…