「口ばっかり」を含む小説

「女子高生・連続殺害事件の犯人は、どういう人なんですか？」 「成績優秀で、学んだことをノートにまとめて、細かく整理し、日付ごとに並べている真面目な学生で――しかも警察官志望者で…

ある日、蘭は突然後ろから口をふさがれ、誘拐された。 目が覚めるとそこは見たことのない部屋で 覆面をかぶった男が現れた 男はロープやカッターナイフなどをテーブルの上に並…

「賢いヒロイン」中編コンテスト参加作 セルジュー王国は密かに崩壊の危機に瀕している。 後ろ盾を持たない若き王。 いまや王を凌ぐ勢力を得た権臣一族。 両者の激突は多くの無関係な人…

怪異はいつだって俺たちの隣に寝そべり、大きな口を開けていた。 結界が張り巡らされた魔都のようなこの街に アイツらはするりと入ってきて、我が物顔で振る舞う。 ここに巣食う精霊と何…

妄想のまま、書き綴ってみました。 お口にあえばさいわいです。 *　*　* 本作は「ブッコロー」の二次創作として、「有隣堂しか知らない世界」のコンテストに応募した作品です。

夏にまつわる五つのお題で書いた短編です。 一話ごとに完結していますが、連作短編となっておりますので、お口に合いましたら通してお楽しみください。 【秘密基地】「自称魔法使いと怪し…

かつての世界でうだつの上がらない人生を送っていた山田拓朗は、死後に異世界へと転生する。そこで彼を待っていたのは、剣と魔法の世界だった。 その世界で彼は「ケイン」となり、いわゆるチ…

モニタ越しに見えた世界は灰色。そんな月の明かりを見終えた。冬枯れの街路樹と落ち葉。季節は紅葉から雪化粧へ。雪だるまを作っている少女と出会う。目が会うと見栄えするような転び方をした…

【完結】退屈な『普通』な日々に、彼女は突然やってきた。 長い黒髪はもったいないくらいぐちゃぐちゃで、制服のシャツもくしゃくしゃ。リボンさえまともにつけられてないし、射抜くような瞳…

「あらすじ」 これは、現代の暗中模索の日々の中 どこでもあるようでない 喫煙所で 妖怪３人と人間1人による いろんな事があったりなかったり 人の運命を変えたり 変えなかったりす…

　最初に説明しないといけない事がある――。 それは、この物語で出てくる『卜』は、漢字で記し、音読みでは「ボク」と読む。そもそも、昔の中国ではカメの甲羅を火で炙り、割れた亀裂の…

週に一度のドライブ。 『今日は帰らなくてもいいんじゃない？』 そう言いかけて、いつも言葉を止める。 “ただの友達”である俺に、そんな権利はないから。 そう思って…

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…

魔法薬研究所で働くノアは、ある日、恋人の父親であるキング侯爵に呼び出された。元々、自分達の交際をよく思われていなかった相手からの急な呼び出し。警戒しながらも会うが、その場には若い…

女子高生な殺人鬼、黒猫忍は探偵の葛城進に殺人現場を目撃される。口封じのために殺そうとするが、ひょんなことから同居することになってしまうのだった。 探偵と殺人鬼――さらに刑事まで加…

「あの危機回避能力は恋愛フラグまで回避していたのか？」 後輩女子の水上（むながい）が振る舞うご馳走を頬張りながら結良（ゆうら）は思った。 確かに今日の夕方頃までは、そんなバカげた…

主人公のお嬢猫［好きな名前を入れてね］ お嬢猫語録 下僕……猫好きの飼い主 世話役……飼い主の母 マッサージ機……飼い主の父 横に口があるデッカくて早い『マッサージ機』を食べ…

杜昌明は、スーパーの店長をしていた。ある時、万引き犯の少年を捕まえるが、少年は名前も口にしなかった。そこで昌明は、一本の鍵を取り出す……。 クロノヒョウ様の企画 https:/…

異世界に飛ばされたちょっと口の悪い女の子が、女の子3人＋自称海賊のオッサンのパーティーを組んで、言論統制で世界征服を企む悪の組織を倒して元の世界に戻ろうと頑張るお話 ※※※※※※…

「ねぇ鳴亜梨ちゃん、なんか面白いことやってよ」 　わたしの提案に、鳴亜梨ちゃんは顎に手を当てながら言った。 「いいけど……小道具の使用はあり？」 「問題ないよ」 「そっか、ならい…