「助かる」を含む小説

一人の地獄の住人には二つの選択肢があった、友情を取り全員地獄に居続ける青ボタン。そしてもう一つ、友達を犠牲にし自分だけが助かる事が出来る赤ボタン。果たして彼はどちらのボタンを選ぶ…

私が持つ宗教観念や世界観を、ちょこっとだけ載せた作品になっています。重苦しくなく、本当に軽い感じで書きました。 テンポを優先し、いつもの私らしくないライトな作品に仕上がっていると…

大好きだった祖母、千晶（チアキ）が亡くなって四十九日が過ぎた。唐突な千晶の死に疑問を覚えていた紅（コウ）、遺品整理の際に自分宛の手紙と赤い石を発見する。 《あなたに危険が迫って…

　ハロウィンが近付くある夜に、居酒屋で集まってハロウィンへの不満を述べていた日本の妖怪たち。 　そこへ入ってきたのは、着物姿の女の子。行方不明になっている雨降らしの友達を探してい…

私に、 意味を持たせてください。 欲してくれますか？この御話を。 この戯言の御話を求めてくださる方がいることを、願います。 御話を求められた分だけ私はたぶん、助かるのです。

第10回ネット小説大賞、小説賞を受賞。2023年9月21日からコミカライズ連載開始（PASH UP!にて、漫画：倫理きよ先生）、11月2日に小説書籍版が上下巻同時発売します。 【…

ずっと好きだった女の子、三嶋 キララから告白をうけた御上 将吾は舞い上がっていた。 初デートは次の日。映画を見に行くというものだったが、待ち合わせ場所に来る際、キララは将吾の目の…

大学生の橘亨はある一室で目を覚ます。 そこは見慣れた自分の部屋ではない、鍵の掛かった廃れた部屋だった。 首には今まで着けたことのない、そして外れないアクセサリー。 ベッド横…