「聞かれなかった」を含む小説

　小学五年生の読書好きの明日香が、教室で学校の怪談を読んでいると、クラスメイトの葉月と七海に「トイレの花子さん」を知っているかと聞かれた。 　もちろん、と明日香は昔から伝わる花子…

凶星・・・不吉な星、悪い星の事。この星の下に生まれると、不幸な人生をおくると言われている。 ✾あらすじ✾ 星下アリスは、とにかく不運な女の子。身の回りに悪い事ばかり起こる彼女…

――むかしむかし、トキノワ国という国がありました。 そんなおとぎ話とペンダントを残してママは消えてしまった。 それから5年。12歳になった花宮ひいろは、ママの手がかりを探して時…

☆「児童向けファンタジー小説（異世界転移）」部門☆ 目が覚めたら知らない森林の中。しかもウサギになっちゃった！？ 勇者たちに「パーティーに入ってくれる？」と言われて頷いてしまっ…

ゲームに漫画。そして、ラノベを始めとする小説たち。北条久美は、これらをこよなく愛するオタク中学生。 ある時久美は、父親から再婚を考えていると聞かされる。 相手の女性は久美も好き…

モテない大学生の主人公は、ある日神社で「死ぬ程モテさせてください！」と頼んだ。すると、なんと次の日から文字通り「死ぬほど」モテ始めた！　二股、三股、四股。モテモテライフは加速して…

上海租界の片隅にある怪しげな事務所。そこは死者の亡骸に魂を戻して事件を解決する「招魂探偵」謝霊が営む探偵事務所だった。 イギリス人商人モリソンの使用人として働く張慧明は、主人の…

まったく目立たなくてジミな小学六年生、手塚みどり。ある日学校に謎のイケメンが現われて、私の手を取ってこう言ったの。 「見つけた。ぼくの最愛のひと」 さ、サイアイ！？ どうやら…

※ネタバレ注意 あらすじ 「え？　私と婚約とかなに考えてるんですか……？」 　侯爵家に生まれたユリアナは持って生まれた魔力によって将来を嘱望される娘だった。しかしあまりに多い…

中二病まっさかり！　14歳、まさしく思春期に「増田、なんでブラジャーしないの？」と聞かれた少女増田愛音（ますだあのん）の、当時を振り返る日記。 昭和なので、いろいろと物騒。 性的…

宮廷魔術師になったクラウス。 しかし、朝から晩までお面を彫る日々を送ることになる。 ある日、 「何で朝から晩までお面を彫らないといけないんですかーー！」 と叫んだのを宮廷魔術師…

僕と妻が共演する人気番組で、思わぬ展開が起きました。スタジオの客席から聞かれた質問「浮気をしたことありますか？」の声に、僕は戸惑いながら答えようとしました。しかし、その質問をした…

　俺・花尾（はなお）楓（かえで）には妹がいる。 　花尾　風（ふう）。 　ボーイッシュな見た目で、だけど最近になって化粧を覚えたのか、おかげで色気が出て女性の魅力が一気に溢れ出てき…

　僕の隣の席の藤木さんは、一見すると一匹狼のようで接しにくそうに見える。しかし、実際はそんな接しにくい人じゃないことを僕は知っている。 　「……ねぇ、思ったことがあるんだけど」 …

旧タイトル【イモラリティ】 　何もかも楽しいと思えなかった女性がいました。ある時執事の曲を聞かせてもらい私も執事になりたいと思いました。 　彼女は執事になるのにそれ必要か?と思う…

親から「何故？」と聞かれて答える理由は適切ではないらしくて……。

KAC20236にあてての書き下ろしです。 6個目のお題は「アンラッキー7」 ちょっと面倒くさい彼女に絡まれるラブコメです。 私のどこが好き。そんなことを7回も聞かれても……。…

俺は答えようとしたが、うまく口が動かない。 「二つ」と言いたいのに、「ふらつ」と発音してしまう。

俺、ことマドラスは立派な子爵家のあととり、だったはず。 だが、成人の儀で鑑定されたスキルは「ぐちゃぐちゃ」という聞いたことのないものだった。 何ができる？と聞かれて、自分の内なる…

　俺は犬猿 雉太郎という大学生。後輩の鬼怒川 赤五郎に『トロッコ問題』について聞かれたから答えたんだよ。 ※フィンディルさんの自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」に参加さ…