「ました？」を含む小説

気がつくと俺は見知らぬところにいた。 無駄に光って眩しい、冗談にも似合ってるとは言えない高貴な如何にも王族みたいな 服きた奴らが、やれ世界が滅ぶ寸前だの、魔王がやばいだのと俺に一…

戦争は11月末に始まった。 当たり前だ。 収穫を終えてからするのが、当然の事。 士官学校卒ではないが、そのくらいのことは分かる。 つまり、正義だ大義だのは、戦争の理由にはならない…

俺と母さんを置いて出て行ったお姉ちゃんが、2年ぶりに帰ってきた！1歳になる子ども・なつきを連れて。その日から俺は、“兄ちゃん”として、なつきの面倒を見ることに。ずっとそうして暮ら…

　斉木夢乃（さいき　ゆめの）は、スクールライフを謳歌しているごくごく普通の高二の女の子。でも、ちょっとだけ他の子とは違うんです。夢乃には、誰かが直近に見た夢の中身を引っ張り出す『…

突如人の顔に仮面が覆い被さるように出現する奇病『仮面病』。これによって仮面が出現した人は異常な身体能力を得ることが出来るが、自分が『仮面病』にかかっていると周りに知られるとその能…

月が綺麗な冬の夜、アオはアカネが同級生を食べている場面を目撃してしまう。 口を血と脂で汚し、犬の様に四足を付き、お行儀悪く肉を嚥下する彼女の姿は、悍ましく、厭らしく、淫靡で、扇情…

【10,000PV 突破感謝！】 星、作品フォロー、応援お待ちしております！ 僕こと、斉藤タミヤはアマチュアではあるが、ラノベ作家だ。 作品を面白くするためなら、どんな高価な資…

彼はその液体を胃の中に流し込んだ。とても黒い、悍ましいほどに真っ黒なその液体を。口の中で感じたものは、久しく忘れていた何かであった。 彼は彼女に問いかける。これはいったい、何な…

　秋津野（あきづの）の領主のひとりむすめ・くれ姫の舌に白百合の花が宿った。 　この奇病快癒を願い、姫とその侍女・しろは国の女神が鎮座まします清（きよ）の海まで旅をする。 　しかし…

死の一秒前。異世界の神々の部屋に招かれた大学生　富士　九郎は一つの提案がなされていた。 ――続きの人生を歩いて見ないか？　―― 無論ただでは無く、相応の使命を下される。 その使命…

主人公の「僕」が知り合ったばかりの友人の死をきっかけに、幼馴染だった女の子の死や毎日どこかで必ずある自分とは関係の薄い死について想いを馳せる話。 大学最後に書いた、書き上げら…

夢を見てもいいでしょう。それは夢なのだから 夢でなにが起きてもいいでしょう。それは夢なのだから 夢を見続けてもいいでしょう。夢の方がましなのだから

虹村　菜奈夏は一夜にして全てを失った。友人も、将来の夢も、自分の両足さえも。どん底の不幸に浸るしかない彼女はしかし“自分よりも可哀そう”な少女との出会いによって悲劇のヒロインでも…

出所不明の呪詛に纏わりつかれてすり減るだけの社蓄の話です。ド暗い上に救いもない。破滅への停滞。

かつては常世に近しき地であり、今も忌まわしい因習が多く残る街・彼我見市。 大学准教授・宵ヶ原逢莉にはどうしても突き止めなければいけないことがあった。 それは十年前ほんの少しだけ交…

私がかつて体験した、夏の日のおぞましい記憶。 夕立の豪雨。 お寺の本堂での雨宿り。 轟く雷鳴、走る稲妻。 …そして、群れが！ 今初めて語るトラウマ体験！ …最後まで、聞いて下さ…

崩壊した世界で、ふたりぼっちで生きる兄妹。 兄は、死がすぐ傍にある中で、思い出していた。 最悪だった筈の、しかし今よりずっとましだった自分が生まれた世界のことを。 これは、尽き果…

「何かがうまくいかない時に」（公開中）の続編です。 おもな登場人物 木村悠《きむらゆう》 とあるぼろアパートの二階に住む、25歳の女性。身長は高め。定食屋の店員。スポーツは…

はっとビックリドッキリゾクゾクをお届け。 KAC4だけ、なんとなく思い付いたので書いてみたけど時間が無いの(￣▽￣;) ですが、頂戴したお時間に見合う何かを差し上げる自信はご…