「出会い 思い出」を含む小説

見えないけれどあるんだよ―― 星達は見えないけれど―― 青空に輝く白いお月様が教えてくれた事―― 少年とお月様の出会いと別れ。 第25回「2000文字以内でお題に挑戦！…

　枝羽根町枝羽根小学校6年生の虎白はある日クラスメートの葉月の家に行ってほしいと担任の先生から頼まれた。葉月がかわいがっていた教室で飼育しているメダカの様子を教えてあげたい。そん…

「存在しない夏休みの思い出大賞」という自主企画用に書きました。

孤独な少年が語る、彼女との忘れられない思い出の話。 閲覧注意です。

人生の最期の最後には“走馬灯”というものがあるらしい。 でも、ぼくには人生で起きた出来事や思い出の類が多すぎて、きっと、電車の中から見る街の灯りくらいにしか見えないはずだ。

鶴田 薫は幼い頃から両親の仲をおかしいと思っていた。 母に話しかける父、素っ気無く答える母。 人を介してでなければ父に話しかけない母、父を名で呼ばず、いつも誤魔化す母。 父昴は…

薄暗い森の中で僕は魔物に追われていた。 まだ死にたくない僕は必死に叫ぶ「誰か助けてー」 その言葉は森中に響き渡り、僕の叫びに答えるかのように彼が現れた。 血の様に赤黒い髪、後から…

私は、ずっとあの日から彼を待っている。 いつになったら、迎えに来てくれるかわからない彼を…。 ずっと… ずっと…　 私、若宮夏子(わかみやなつこ)は、一番の理解者の秋静樹…

30歳を超えたある日。 久しぶりに自宅に帰省すると、親から結婚の話を出されてうんざり。 気晴らしに近所を散策していると、神社から仲の良い幸せそうな家族を目にする。 何気なく見た家…

人が死ぬのは当たり前なのに当たり前には感じない。 ある日突然大切な人を亡くした。 彼は約束を残してそのまま逝ってしまった。 目の前にいる彼の亡骸を見つめながら夏奈（かな）は彼と…

にわか雨と彼女。回想。

夏祭りの日、親戚の家へとやってきた僕は、そこで知らないお姉さんと出会う。 大人たちの宴会を抜け出して、僕は彼女の部屋へと招かれた―― それは、僕の初恋の話。 決して誰にも言えな…

小学生の頃、大好きだった兄を亡くした涼太。彼はここ数年意味もなく、世の中に対して常に反抗的になっていた。そんな時、彼は暴力事件を起こし警察に捕まってしまうのだ。父親から「全寮制」…

平凡な30代の主婦である「まさみ」は今の平凡な幸せの日々に満足している。だけど時々思い出す、あの人生のどん底で奇跡の様に起こった刺激的で生々しい21歳の時の出来事。あんなにも心に…

ある日、一人の女性がお花探偵・麻里花（まりか）のもとを訪ねる。彼女の名前は雨咲雪奈（あまさきせつな）と言うらしい。雪奈はことさらに麻里花を警戒していて、なにやら秘密がある様子。そ…

傷ついた青年は、辿り着いた場所で少女に出会う。 始まる奇妙な共同生活、思い出を辿る旅路を重ねて、癒しと許しを互いの心で感じ合う。 出会いと別れ、生きる事を知る物語。

大好きな双子の姉を亡くした１年後に父親を亡くしたそんな美月は、再び大嫌いなあの街に出掛けるのだった。 父が出生届の名前をミスをしたせいで、姉と美月の名前は間違って登録されてしま…

　4月23日は「子ども読書の日」だということです。そこで、私が小学生だったころ「銀河鉄道の夜」と出会った思い出を中心に、ほかの賢治作品との出会いや、「銀河鉄道の夜」の冒頭部分から…

KAC8回目のお題【私だけのヒーロー】の作品です。 暑くなると変な人が現れがちです。 でも、悪い人ばかりじゃないかも、という物語。 他に KAC第２回作品「OSHI☆KATSU…

　毎年四月になると、穂波(ほなみ)は昔にあった不思議な少年、悟(さとる)との激動の一月を思い出す。それは今年も例外でなく……