「#犯罪 #殺人」を含む小説

今回のお話は、論理的に考えることが、ストーリーとなっています。物語というよりも、評論に近いかも知れません。探偵小説を書きたいと思っているマツモトが、今回の話を、交換殺人と考えた時…

彼がやっている事は正義か。 それとも狂気か。 あるいはただの犯罪か。

【短編】 豪華客船の船内地下倉庫で、殺人を犯した。 運の悪いことに、この船の中には『探偵』がいた。 私はその探偵に犯行を暴かれ、そして── ……あれ？　ここは……倉庫？　目の…

ホラー→クライムノベル→因習村と、てんこ盛り。 常に閉まっているCDショップが、ある夜珍しく開いていた。中を覗いた主人公は、気紛れに選んだ曲の虜となる。それが破滅へと導くメ…

密室状態の寝室で富豪の他殺体が発見された。頑丈な金属の扉で隔てられた隣の部屋は多額の現金が保管されている金庫室。被害者しか暗証番号を知らないがゆえにいつまで経っても金庫室の扉を開…

前作品からの後編であるが、交換殺人と、密室殺人のそれぞれを組み合わせるような話だが、これが果たして、計画されたものなのか？　どこまで曖昧な小説が書けるかということで、そもそもの犯…

　娘の十歳の誕生日、戸塚警部は普段より早めに警察署を出る。用意したプレゼントを渡さねばならない。いつも馬車馬のように働いているのだ。一年に一回、今日くらいはなんの問題がおきなくて…

ある財閥と言われるほどの大企業の、やんちゃ坊主が、実際には、悪魔のような男だったというお話である。最初の殺人は、女性が暴行されているところを、正当防衛で殺してしまったという事件か…

『野放し』登校の　ポニーテールが　ポトリ落ち　髪切り男　いまだ野放し ――悪人は、あなたの近くに潜んでいる。―― 2021年５月14日午前８時ごろ。ある田舎町の路上で登校中の女子…

　これは『八ツ裂き公事件』が起こる１３年前――まだ探偵ブームが起きていない頃の物語。 　史上最大規模の地震が関東を襲ったのをきっかけに、各地で次々と不可解な殺傷事件が起き始めた…

　ある一年を境に、人類は死を克服した。 　ここではないどこかのお話。 　新暦５８３年。 　統一国家で最も経済的に発達した州で、『豊かさ』と『不死』を得た人々は一体どんな風に生…

『死神』。そう呼ばれるほどの有名な殺し屋が、ある日消息を絶った。 普通の人のように、普通に暮らしてみたいから。 逃げよう。 一年の間だけ。 罪か…

1989年に発覚した女子高生コンクリート詰め殺人事件はおそらく最も悪名高い少年犯罪だろう。この事件は理不尽極まりない動機によって行われた点で名古屋アベック殺人と共通しているが、は…

①現世で殺人の冤罪吹っかけられて死ぬ。 ②クソみたいな女神からゴミ能力を授かる。 ③多くの世界線からの元凶悪犯罪者が集う監獄に転移転生。 ④ダンジョン凸ります！お偉いさん方に献上…

ある日、選挙を控えた男性が、選挙事務所で死体で発見された。毒を飲んでいて、近くには睡眠薬が飛び散っていて、自殺と殺人のどちらかと思われたが、それが睡眠薬ということで、毒殺とされた…

恐喝、強盗、詐欺、殺人示唆の罪により、犯罪グループのリーダー萩原竜也の死刑が執行された。死んだはずの竜也が目を覚ました場所は、彼の知る現実世界とは全く異なる世界であった。 生まれ…

　廃工場から変死体が見つかった。 　さらに、警視庁の元警視庁監察官の茂木進、元警視庁警視で課長の霧島修男が惨殺された。 　そして、臼田副総監（警視監）若松本部長（警視長）が惨殺さ…

1999年12月、不良少年3人に2か月も連れ回された青年が熱湯をかけられるなどの残忍なリンチの末殺されて、死体が栃木県の山中に埋められた事件が発生した。 その殺人事件は発覚当初「…

　推理小説と言えどリアリティーは重要だとの信念から、犯罪も実践してみてから書くと決めたまだ作家の卵だった浅草在住の赤井川創語は、大学の作家志望仲間のひとりがコンテストで受賞した上…

1988年（昭和63年）2月に発生した名古屋アベック殺人事件をご存じの方は決して少なくはないだろう。 同事件は同年11月から翌1月にかけて起きた女子高生コンクリ詰め殺人と双璧をな…