「山 妖怪」を含む小説

真夏の夜に老若男女が集まって、怪談話を始める。とある男は雷の話。とある女は山の話。とある‥様々な怪談が夜の帳を怪しく漂う。 当作品は2015年の夏に小説家になろうで連夜投稿した…

人の世に、まだ古(いにしえ)の神や妖化しがいた頃のお話。 さる山の女神に守られた霊峰の中腹に、うさぎの妖化しが住んでおりました。 姉の名を白嶺(シラネ)、妹の名を黒嶺(クロミネ)…

舞台は岐阜県関市洞戸地区。 大自然豊かでコンビニすらないこの場所で、霊山である高賀山を中心に、妖怪と巫女の血を引く者達との戦いが繰り広げられる――― 【純愛編】 絵を描くこ…

　立春の頃、れんげの所に古い知り合いが訪れた。 　れんげと同時期に付喪神となった彼らとの再会を懐かしむが、その頃山に奇妙なオブジェが現れる。 　不法に投棄された電化製品や器物で造…

とある山に、一匹のオオカミが棲んでいた。 ある日オオカミは、山で泣いていたこどもを家まで帰してやる。 それからというもの、度々こどもの家に食べものを運ぶようになるのだが…。 孤…

　昭和の当時、田舎町の小学生だった津川雄作（つがわ ゆうさく）は、禁足地の山で水面（みなも）と名乗る少女と出会う。二人は次第に打ち解けていき、水面は自分が明治初期に水神の捧げもの…

時は明治三十九年。淫祠邪教と迷信がこの国から廃滅されようとしていた時代。古より何者かが祀られ続ける山に入り込んだ男は、そこで小さく奇妙な“神”を見た。

登場人物 水霧ｽｲﾑ(妖怪・狼女) 山の奥に住む狼女の姉妹の姉、自分が何故人間に恐れられているのか疑問に思っている。真面目だが、稀にハイテンションになり暴走する。 風華ﾌｳｶ…