「#梅雨」を含む小説

　鬱陶しい梅雨。迎えた夏至。 　夏至が過ぎて夏が来てしまえば―君は遠い宇宙へと旅立ってしまう。 　 　上層民の君と下層民の僕。いずれ別れる運命にある者たち。 　そんな二人の梅雨の…

遅い梅雨入りを果たした夏至の日。誕生日を迎えながら、雨とともに過去の思い出と現在の感情を探り、省みていく短編。

私はいつも通り喫茶店で珈琲を淹れている梅雨時のある日、今は独りの私に大切な人の影が…

この時期は嫌いです。殴り書き集。

　青春は梅雨のなかにある。

梅雨は嫌ですよね。

犀川 よう様「さいかわ水無月賞」参加作品。 テーマは「雨」。 どこかの誰かの眠れぬ夜を、ただ何も言わず黙って見つめる。 そんなお話しです。 少しだけセンシティブな内容を含みま…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部の二十首連作部門への応募作品です。

諸先輩の秀逸作を　お手本に　ごく小さい田舎家の　極々狭い範囲での　風景や生活、想いなど　詠んでみたとです😉　本当に他人（ひと）に僅かでも伝わる拙句を　と臨んだバッテン　はて？いか…

世界終焉の、一週間後。 生き残ったのは、私と友達の二人だけ。 （お題で短編小説を書きました。 【文章】 「世界終焉の、一週間後。」 【単語】 「梅雨」「海」「飴」）

自主企画「【三題噺 #68】「根」「占い」「宝石」」の為に書きました。少し甘酸っぱい青春ホラーといった感じです。

わたしはあの子と友達になりたい。ううん、あの子が「好き」なのかもしれない。 学年でも目立つ容姿の、水色の蝶々みたいな子。 地味系優等生女子が、憧れの女子と食べるイチゴミルフィー…

ナメクジ甲とナメクジ乙の冒険物語

　雨男の能力により雨が降り続く東京で、デートの約束をこぎつけた外出高校生・タケシが、雨を止める力を持つ少女・ミユキと出会い、恋に落ちる物語です。タケシは、ミユキの力を利用して「天…

「色違いの紫陽花の下には死体が埋まっている！」 下校中、高校のクラスメイトが急にそんなことを言い出した。 彼女によると、死体の作用によって、赤い紫陽花が青色に変わることがあるそう…

短歌一首部門へ五首投稿します。

結婚指輪が原因で彼氏を振った若い女性の再生物語です。

ただただ気に入らない。 どうせ誰も聞いちゃあいない。 言ってしまえば良いんだ。どうせ格好なんかつきゃしないんだから。 （日常系の短編。古い家と靴と少年と感情。少し梅雨のイメージで…