「#ユーモア」を含む小説

亡国の特殊部隊の狙撃手だった「梟」と、元武器商人の「みちる」。とある依頼を受けた二人は、道中のトラブルで、急成長を遂げた都市部と相反するようなスラム街「廃墟団地」へ辿り着く。そこ…

探索者学校に通う一見普通の生徒――しかし、本人は自称『美少女』で、どこかズレたユーモアと独自の感性で周囲を和ませる桜坂みのり。 授業中、引率教師が「やる気がないなら帰れ！！！！」…

高級グルメを愛する日本の洗練された貴族、ミヤコ・タカハシは驚くべき秘密を発見する。――夫の精液がコーヒーの味を引き立て、これまでにない新たな「旨味」を生み出すのだ。 奇妙な…

大学の研究発表会で、博士課程の村上が発表者の佐々木のデータ解釈を「恣意的」と厳しく批判します。窮地に追い込まれた佐々木は「それってあなたの感想ですよね？」と反論しますが、さらに追…

心理学オタクの主人公が、念願の心理学講座の講師デビューを果たす。しかし、個性豊かな受講生たちとの出会い、予想外のハプニング、そしてギリギリ男子との心理学問答で、講座は思わぬ方向に…

地縛霊が出没すると噂の霊園を通りかかった男子大学生がひとり。 そこで急に、エンジンがかからなくなって――

「魔王の城で待つ、想定外の展開」 姫を救うため旅立った無敵の勇者。仲間と共に魔王の城を目指す途上、見習い僧侶との間に芽生えた禁断の恋。 姫救出が目前に迫ったとき、勇者の心を苦しめ…

　詭弁、ナンセンスな展開、青春的な刹那性！ 　表層的には笑える作品でも、アレゴリーという缶切りをもってフタを開けると、全く別の物語が見えてくる――！ 　アレゴリー……抽象的な…

「やれ、やれ、ようやく大発明が完成した」 　博士が作ったのは、テレビだった。 　マクラではない、テレビだった。

「私は、性奴隷の、落ちこぼれです」 「それ一般人ってことだよね」 天涯孤独な男の子と元性奴隷のメイドが現代日本でがっつり身を寄せ合って仲睦まじく生きていくハートフルオネショタラブ…

蛾

批判も大歓迎です。よかったら一筆レビューください。

ＳＮＳのタイムラインに流れる、エモい詩の数々。それを読んだ俺は、「俺もこんな詩を書いてみたい！」と思い立った。思い立ったが吉日、さっそく詩の作成に取り掛かった。さあ、どんなエモい…

今年は久方ぶりに雛人形を出しました。 四畳半の部屋一つを丸々使う、それなりに大きな組み立て式の御雛壇でした。 無骨な鉄の部品を組み合わせてつくる少々不安定すぎる土台の上に、長方形…

　男は無職のろくでもない人間だ。　缶酎ハイを買う道で、小さな刃物を託されて、異界への扉を開けられるようなった。　　ただ男は善良でない無いため、その異界を犯罪を隠す事に使い始める。…

　森田花道は彼女をクラスメイトの陽キャの山口にNTRれた。そんな山口は花道が自身にNTRれたことをクラスメイトに聞こえるようにいじる。笑いを起こし、自身の存在の大きさをアピールす…

時速300kmで空を駆けるハヤブサ“スカイ”。 しかし彼には特別な能力があった──地上の人間の心の声が聞こえる。 ある日、カフェのテラス席に座る男の思考がスカイの興味を引いた。 …

ＡＩが物語を生成し、ＡＩが順位を付けて評価される世界。上位に入れば名声と富が手に入るが、それ以外は無価値。何も持たない僕は、今日も運頼りでボタンを押す。これは希望か、鎖か……　と…

参観日、私は我が子の発表を聞いたが、最後がどうもおかしい。しかし、少し考えれば問題ないと解る。だが次の子の発表で確信した……　という少々ホラー？な掌編小説

私の息子は完璧少年で何でも出来た。出来損ないの私とはまるで正反対だ。「本当に私の息子なのか？」疑問を口にすると妻が焦りだし、私はある結論にたどり着く……　というユーモラスな掌編小…