「明日へ」を含む小説

　1999年に起こった消却事変からおよそ半世紀。一時は人口を10億まで減らされた人類に、ある程度の平穏と均衡の時間が訪れていた。 　国際情勢には不穏な動きはあれど、日本の適合者養…

今日も明日も明後日も。 一筋縄ではいかない人間ドラマを書きたくて、書いてみました。 600字ちょっとで、お楽しみください。

そのうちここって衰退してなくなっちゃうんだろうな、とみんなが何となく感じながら生きている町、二々ヶ浜（ににがはま）市。 中学三年生の式谷湊（しきたに みなと）と千賀上絽奈（ちかが…

第二回プロット交換会参加作品です。 平沢ヌル様のプロットで書かせていただきました。 以下プロットより抜粋 起： 牢獄の中と外、夜。王妃が囚われており、明日には処刑される予定。 …

夫の浮気、その事実を認め離婚を決心する妻。 子ども食堂の経営難に嘆く、熟女と金髪外国人美女のコンビ。 妖しく笑う女占い師。 接点のないはずの人々が妙な縁で繋がり合う、そんなお話。…

新宿歌舞伎町にある風俗店に通いまくった話

夏の間だけ、横浜の祖父の家に預けられた16歳のごくごく普通な男子高校生 巫　雨音　かんなぎ　あまね 横浜のとある海の家、“熱帯夜”にほぼ毎週　週一のペースで訪れる 海街にいるお…

世界終末の日、トラクターに轢殺されかけた自称ラッキーマンの私は、背中にガッツリ死神を背負った鉄腕の青年に助けられる。 「隕石は僕が止めますので」「じゃあ私は応援しますので」 核ミ…

私の作品、「召喚された元異世界転生魔王さま」の主人公シン。 彼が、この話がどうやって生まれたのかを、だらだらと書いています。 そちらを読んで興味を持たれた方は、良かったらこちらも…

「…おはよ…。誰もおらんと思っとったから…」「…あ。明日、暇かなァ…」「…彼女によろしく！」「今度、１度会って」「あぁ。こんにちわぁ」「手紙くれたこと、嬉しかった」「あ。じゃあた…

すべてが滅んだ星で何を探し求めるのか。 柴田恭太朗様　【三題噺 #36】「ゲーム」「未来」「村人」 https://kakuyomu.jp/user_events/1681…

　幼稚園児の頃、遠足に備えて皆で「てるてる坊主」を作った。明日の空を晴らすため、一晩中吊るされた挙句、用が済めば捨てられてしまう。幼心ながら可哀想だと同情したのを思い出す。 「…

　千年魔王が君臨していたあの時代。ついにファンドリアにも魔王の軍勢が差し向けられた。降伏すれば国が滅ぼされることはない、ファンドリアの姫は知っていた。あのグラシアのように。生…

　人類の文明発展と共に、突如として現れた謎のエネルギー【星壊】。それは厄災を引き起こし多くの命を奪っていた。 　しかし、そのエネルギーを自らの力として扱うことができる人間…

ある日、十五で誕生日を迎える少年がいた。彼が十五になるそのときに彼の持つ《《特異な力》》が目覚めた。後にその力は世界へ広まり、十五になった者の約3割がその力を得ることとなった。…

モノクロのような変わらない毎日。 同じ道、同じ場所、同じ時間の繰り返し。 いつの間にか見失ってしまった夢や希望。 通勤路にある信号のない交差点では、 車はなかなか止まってくれな…

柴田恭太郎様の、もう終わってしまったお題なのですが、久しぶりに書いたので、公開してみようと思いました。｢釣り｣｢雑誌｣｢フルーツ｣ 7カ月ぶりの公開なので、緊張しています。これか…

明日の天気予報で飴が降ると言っている。所によっては亀か甕が降ると言う。 僕の住む所は危険地域。明日は一体何が降って来るのか？ 因みに槍の降る確率は７０パーセントだ。