「神とか天使とか」を含む小説

失速しつつある現代世界の太平洋に、突如として総帥、天使、救済者を名乗る者達がオルトラハムという国家を創りあげた未来。オルトラハムの国民である天使だけが許可された人類の叡智を自己の…

株式会社懺悔カンパニー。 今日もまた一人、罪の意識に押し潰されそうになっている罪人が、その会社を訪れる。 人は自らの罪を告白し、そして何を得るのだろうか？ 人は許しを求めて…

初の連載漫画を突然打ち切られた売れない漫画家、桐木の所に迷い込んだのは、多くの転生の記憶が混ざり合って自分が誰だかもわからないおかしな霊だった。移動するのもままならず、植物や植物…

天界、神と天使が住むこの世界。そんな彼等にも、葛藤があり、悲哀に満ち、歓喜に湧く。ある天使たちはそれを詩にして残す。ただ、それだけです。

天界で神が行方不明になった。 一方地上では一人暮らしの高校生――神代アヤトがジョギング中美少女を拾った。 「匿って下さい」と訴えて来る少女サクラを仕方なく三日だけ、と匿う事に。 …

とても身勝手な理由で世界に攻めこんできた悪魔を魔王共々成敗するべく立ち上がった者達がいた！世界を管理する神！その天使秘書！神に選ばれた勇者！勇者を鍛えようとする神の使いの遣い！そ…

世界は神によって創られ、神によって壊される。 　12月25日、日本の首相は極秘に開発していた核弾頭ミサイルを発射した。それは、ただ１人の愛すべき天使のためだった。 　全てが終…

人生は不可解なことに満ちています。もしも、死後の世界や天使のような存在がいる霊的世界に対して、明快な認識が持てたとしたら、そんな不可解ことの多くが見えてくるのではないでしょうか？…

翔ぶために一日五千キロカロリーが必要で、外見がまったく変わらない僕。 部屋には自分の住んでいる街の、正確な縮尺模型しかない。 だいたい五年から十年に一度、時と場所はお構いなしに彼…

雪はまた、女子に頬を引っ叩かれるという状況に陥った。 雪は、自分の何が悪いのか全く分からなかったし、その相手の女子だって、いったいどういう理由があってそんなことをしたのか、きっ…

物理学者栗生ハルミは宇宙を一種の仮想現実と考えていた。彼女は臨死体験を経て、オカルトや聖書の謎に挑む。そこに浮かび上がるある天使の存在。その天使こそが、モーセを見いだし、紅海を割…

　ある日、空が割れ、天使が堕ちてくる。世界中の沿岸都市が二〇～三〇メートルも地に沈み込んだのと同時期だ。魔の存在が、ぼくを東京から引き剥がす。大脳生理学者だった父さんが飛行機事故…

信仰は王のためにある。 神や天使、悪魔がいないとされた世界。それぞれの国の王が国民たちから信仰を集め、人ならざる力を持っていた。 そしてその力を行使した絶対命令権、セイントオーダ…

　聖書やコーランなどから、古代中東で実際に何が起きていたのか、自分なりに推測してみました。神や天使の正体と彼らが企てた神の計画を、文献から読み解く一種の歴史ミステリともいえますが…

　万物の出発にして終着である神の樹。その『全ての父』と言える存在に枝分かれする無限世界。その無数の中に『人の世界』は在る。 　高次元超級エネルギー空間世界である『アビス』に住まう…

かつて、栄えたユーロピア帝国は滅び、無数の国家が乱立する地となったユーロピア。かの地は南、東、北の大国の侵攻に怯える日々が続いた。そんな時、七つの王国が立ち上がる。七つの国はお互…

「我々はこれより、諸君ら人類を殲滅する」 ２０XX年、自国防衛のために「アーマードジャンク」と呼ばれる巨大人型機動兵器を開発した人類。しかしその目的とは裏腹に人類間の紛争は後を絶…

『まだタイトルも決まってないのに　～ある新人マンガ家の打ち合わせ～』（←主人公が『古事記』の驚愕の真実について語ったり語らなかったりする話）の作中作を、ちょっとだけ小説化。 ※こ…

　——伝説は語る。 　勇者と魔王は真の英雄であると。彼女達こそが神敵ルクス・アエテルニターティスを倒し、世界を救った者であると。 　しかし、本当の英雄は彼女達ではなかった。