「それでも歩く」を含む小説

わたしが異動した先に、ぽちが居た。 ぽちと過ごす時間が長くなればなるほど、ぽちにひかれてるわたしがいた。 ある日、ぽちから連絡が。差し出されたチャンスにわたしは…。 歩道…

KAC20204 / 拡散する種　ほぼSF初書きです。 SFになっていると……いいなぁ。ややホラー気味。 「拡散する種」を英訳して、和訳して、英訳して、たどり着いたお話です。

異世界ではゾンビが魍魎跋扈する場所だった。 勇者は持ち前の規格外な能力で圧勝するかと思いきや……。 そうかんたんにゾンビが倒しきれると思うなよ！！ ↓前回の投稿↓ 『なんで…

恋と愛の違い、とかって考えたことあるけど、実際恋と愛の間の関係とか、愛以上の関係には名前ってついてなくて。 名前なんてついてなくても、私達が感じてさえいればそれは存在するのだ。 …

自分が誰かもわからない。 ぼろぼろな服。ぼろぼろな足。 謎の声に導かれるまま、光の差す場所目指して歩くが……？ ※イベント終了に伴いアルファポリスにも掲載を始めました。

完璧だと思う作家は三島由紀夫。好きな作家は梶井基次郎。天才だと思う作家は安部公房。才能の限界を感じる今日この頃です。

下界をみてごらん。北風に吹かれながら歩く男が見えるだろう…ガス会社の夜警だ。 もうすぐ倒れる。息が絶える前にあることを思い出す。男を知っている者がここにいたら、男を迎いに行って…

ミユキさんはいつも、少し歩くとそう言った。 ぼくはもうずっと、ミユキさんとおさんぽしてる。

人類はその発祥と同時に、未知のウイルスによって『脳』への侵略を受けていた。 七百万年の時を経てその『脳』が覚醒する時、地球は大規模な災厄に見舞われる。 この作品は『小説家になろ…

掌編

誰も彼もが「マイナス十度の仏頂面」で街を歩く東京者に面食らった、上京一年目のサラリーマン房野。試行錯誤の末、半年後には彼も念願の仏頂面を手にすることに成功する。一方で、その奥に見…

例年よりも気温が低い三月は、例年よりも早く桜が咲き誇っていた。 私は白い息を吐きながら、人の気配が無くなった校舎の廊下を歩いている。 前を歩く校長先生の後を追いながら──

ゾンビになった男がおぼろげとなった意識を辛うじて保ちながら、誰も居ない海岸を歩いていく。 男は海を初めて見た時の事を思い出し、思い通りにならなかった人生を悔恨する。 男に魂の平穏…

天才の兄、認めてもらえない自分。 好きな絵を自由に描くこともできなくて、でもそんなときに吸血鬼の少女に出会い、少年の世界は変わっていく。 これはそんなお話です。 読んでいた…

(冒頭を除いて公開終了) 「あたしの手で、葬ってやる」 　最愛の妹は、呪いを掛けられ魔獣へと変貌してしまった。もう二度と戻って来ない妹の姿は、いつの日か最悪の形で再び相まみえる…

それはある夜の話。幸四郎は真夜中に家を抜け出した。自慢の愛車（自転車）で静かな夜を駆け抜ける。それは当てのない旅であり、現実からの逃避行。暗闇の中の自販機と、塀を歩く野良猫。時折…

　人類の文明が幾度か崩壊した後の世界。 　大樹と呼ばれる不可思議な樹木に覆い尽くされた『大和』で人間・言葉を話す獣・精霊が共存して暮らしていた。 　しかし人間の中には、獣や精霊に…

死ぬ為に富士の樹海を目指して歩く心の弱い青年。集団自殺のグループに出会い、彼らと共に穏やかな死を迎えるはずだったが、１人のメンバーの変心を機に、次から次に不測の事態が起こり、樹海…

#リプで来た要素を全部詰め込んだ小説を書く　企画参加作品です。 【神】【リボン】【バイオリン】【犬】【階段】【上腕二頭筋】【将棋の駒】【ちくわ】【たいやき】 以上九つを無理矢理に…