「病気 短編」を含む小説

人との違いに悩む「僕」。 人との違いを笑う「君」。 人との違いの無関心な「あなた」。 僕は僕を好きになりたい。

【あらすじ】 病気のオフクロと大学生だった俺を残して、ある日突然と行方を晦ました父親。 そんな親父が残した物は多額の借金と一枚の離婚届だった。 数年後。大学を辞めてオフクロの店…

…第4回お題「ささくれ」 　親指にできたささくれに不安になった弟が、姉に助けを求めた。 「病気じゃないよね……？」 　否定することは簡単だ。 　どうってことないよ、と教えること…

４月から急病で中学校を長期間休んでいた加守千恵里は、三学期の始まりに学校に復帰した。 ４月に友達だった三和神奈子は、そんな学校にも慣れてない千恵里ともう一度友達になる。 二人は少…

【黒歴史放出祭】応募作品 中二病。 それは学生時代に誰もが通る病気―― あなたの中二病はどこから？ 私は二重人格から。 でも中二病をこじらせて精神科に連れて行かれるなんてなか…

君の隣に俺は居た。 しかしそれは、俺ではない。 自らを欺瞞し、夢を見る。 げに滑稽で、ふざけた、夢。 いつかこの悪夢から、覚醒できる日を夢見る。

　ストレス性心身離脱異能症。通称異能症と呼ばれるその病気は過度なストレスで発症し、超常現象を巻き起こす異能を発現させる。 　そんな病気の治療法を探す本宮恵茉は二人の患者の保護観察…

【カクヨム文芸部公式自主企画】 【猫の日記念】カクヨム文芸部公式自主企画「猫好きに刺さる小説・エッセイ」大募集！ 【あらすじ】 なんとなく書いたすこし不思議ですこし暗めの猫の話…

ある日自分が弾けた気がした。 病名がついたその日から。 私は「病気なんだ」と思った。

世界の終わりを前に、最後の時を普段の日常と同じように過ごしている夫婦がいた。 彼らは幸せだった。 他の誰に何を言われようと、このまま二人で最期の時を迎えられることを幸福だと感じて…

この街には灰が降る。灰は病を運ぶ。 灰咳病という病気がある。その名の通り、咳を伴う。 この孤児院では咳をした子から引き取られていった。この日引き取られたあの子も咳をしていた。 …

片付けの苦手な少年だった俺は、ある日とある女子に勝手に机の中を片付けられてしまう。それに怒った俺は女子に突っかかるのだが、逆に女子達から吊し上げられてしまった。 それから俺は大人…

　脳梗塞で死んでしまった貴方の忘れ物、それは下書きだけして送れずにいたたくさんのメール。 　一日、また一日、そのメールを読み返すことが、私の新しい日課になった。 　貴方の足跡が、…

私は特に何もない平凡な会社員。だが職場もホワイト、妻と子どもに恵まれこれから幸せな生活が始まる、と思って居た。 当たり前の生活が崩れていく、心の病気は骨折などと違い直ぐには治らず…

嫌な上司のいる会社を一日でも休みたい！　 そんな私が見つけたのは病気のレンタルサービスだった。 本当に仕事を休めるならと半信半疑で使ってみたら……。 ※小説家になろう、エブリス…

　今日、僕は死のうとしている。自殺は死後、地獄に落ちると聞いたことがあるが、それならそれでも構わない。好きにしてくれ。 　僕が何でこんな気持ちになったかというと、「苛め」が原因…

高校三年の夏休み。入院している夏希の元へ、綾子が見舞いに訪れる。お互いに相手には絶対に言えないその秘密とは……

　大魔法使いアイトンは禁忌の魔法研究を行い、魔法協会から追われる身となっていた。 　逃げるために異世界に飛ぶ魔法を使った彼が飛び出したのは『魔法の無いとある世界』。 　魔法という…

病気の祖母のため、町に薬草を買いにやってきた『赤ずきん」嬢。慣れぬ買い物をするうちに悪代官に目をつけられて絶体絶命、危機一髪！？でも、危ういところで救いの手？なお『グリム童話』と…