「クリーム」を含む小説

【料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説コンテスト】参加作品 100年前に滅ぼされ、これから新しく国を作るために、 他国からやってくる、町を作る人の食事を考えるマレ…

　人生を一所懸命走りすぎて、ほんの少し疲れてしまった人の前に「想い出食堂」は現れる。 　「誰かに作ってもらったご飯」「誰かのために作ったご飯」 　「誰かと一緒に食べたあの味」「あ…

　隣の席のロシアっ子は俺を見つめる。 　俺、大二郎は、氷の令嬢と呼ばれている転入生の銀髪ロシアっ子・リディアと遠い親戚だった。両親からリディアの面倒を見るように言われ、なぜか同棲…

　温かい朝食、大好きな珈琲、そして向かいには優しい旦那様。 　新婚の香蓮の目の前には、毎朝理想の光景が用意されている。 　だが、香蓮はそれを素直に享受することはできない。なぜなら…

　鳥の嘴。 　その長い嘴で突っつきたいのか、掴みたいのか。 　そもそも何を突っつきたいのか、掴みたいのか。 　乾いた唇をそっと人差し指でなぞる。 　リップクリームを空に投げ…

いつも横から見ていた。帰りがけ、あの子が何かを考えたのちにリップクリームを塗る姿を。もっと間近で、その姿を見たいと思った。

女装してる男が目の見えない女性と少しだけコミュニケーションする話です。 作:鈴木無花果 三題噺の自主企画に参加いたします。 「電車」「定期券」「リップクリーム」

　私は、ケーキのフィルムについたクリームを食べる人を見るのが嫌いだ。 　自分が食べるのも、もちろん嫌だ。 　思い出すからだ。大学時代の、苦い記憶を。 　私の|卑《いや》しさを思い…

ディスコのネオンを夢の中追いかける。 作：（本名） 三題噺の自主企画に参加いたします。 「電車」「定期券」「リップクリーム」

俺が定期を忘れて家に取りに戻ったら遅刻寸前。あわてて乗った車両は女性専用。女性たちからの圧力にビビる俺。切羽詰まった俺がとった行動は……。 ーーーー 【三題噺の競作】「定期券」…

『【三題噺の競作】「定期券」「電車」「リップクリーム」』によせて書きました。

うまく恋愛できない女子高生の恋愛遍歴

女子高校生が、家族ぐるみで付き合いのある幼馴染のお兄さん（ぽんこつ気味）にアップルパイを持っていって一緒に食べるお話。 この二人は『超決戦バレンタイン　超巨大杉田玄白チョコ…

第37回目・土曜日のnrkmワンドロワンライ（仮）、お題「クリームソーダ」で作りました。短いので是非どうぞ。

男が言う悪魔神がどの様な概念か分からないがそれに近い存在では俺は無い。 日本語で言えば悪霊小悪魔ジン精霊と言った言葉が近い筈だと俺は思う。 作者的には純愛もののつもり。 グロシ…

ほぼエッセイです。親元を離れて初めてわかることは案外多いのかもしれません、それが良いにしろ悪いにしろ。